ヘビー級。
UFC4勝3杯のスピヴァク。ローカル時代はウクライナのイベントでキャリアを積み、全試合フィニッシュ勝利でUFCと契約(ヘビー級では珍しいものではない)。UFC参戦後は4勝3敗。カルロス・フェリペ、ジャレッド・バンデラ、アレクセイ・オレイニクに3連勝して一次ランキングに入っていたが、前戦はトム・アスピナルに1RKO負けし、ランク外に。テイクダウンからパウンドで攻めるスタイルで、まだ27歳。
NFLから転向したハーディ。当初は圧倒的な身体能力で底知れない実力を感じさせたが、UFCデビュー戦でスタミナ切れからの反則膝を繰り出して早くもメッキが剥がれ、現在は普通に2連続KO負け中。1月に組まれていた試合だったが、ハーディが指を負傷して出場できなくなり、今回に延期となっていた。
カーフキックを入れたハーディ。タックルに入ったスピヴァク。体落としでテイクダウン。ハーフ。背中越しに腕を固定。ハーディ亀から立ったがバックキープしているスピヴァク。投げる。マウント!パウンドラッシュ。打たれて頭を抱えるだけのハーディ。レフェリーストップ。
スピヴァク、テイクダウンしてから圧倒。ハーディはグラウンドの穴が埋まっていないまま、得意の打撃でも思ったほどのプレッシャーを与えられず。