PANCRASE326:第2部第2試合・葛西和希 vs. 松本光史

ライト級5分3R。葛西3位、松本5位。

柔道バックボーンの葛西は昨年9月に暫定王座戦にも出場した林源平にダウンを喫したものの、テイクダウンからの攻めで盛り返して逆転勝利。

修斗王者松本は昨年5月にアキラにKO負けしたが、12月の再起戦では松岡に秒殺KO勝利で復活。

松本がパンチで出る。葛西下がってアウトボクシング。サークリングしつつジャブを入れる。ロー。追いかける松本だがほぼ手が出ていない。距離がつまり松本が3連打を打ち込む。詰める松本。葛西サイドステップで距離を取る。残り1分。詰めてきた松本に左。

1R三者葛西。

2Rもまたサークリングする葛西。間合いが迫ったところで手数を出す。松本カーフキック。またカーフ。ケージに詰まった葛西。ジャブにまたカーフキック。サイドステップが止まりパンチを貰う場面が出てきた葛西。葛西のローをキャッチして組んだ松本だが自ら離れる。逆に葛西のミドルで松本がスリップダウン。バックを狙った葛西だが離れる松本。葛西の蹴りをキャッチしてパンチを入れた松本。倒れた葛西からバックを取る。しかし葛西立った。スタンドへ。ホーン。

2R三者松本。

3R。サークリングせず打撃を打て行く葛西。しかし距離を取るのは葛西。手数を出す。松本のジャブでバランスを崩したがすぐ立つ。松本も手数は増えてきた。残り2分でギアを上げた葛西。とにかくヒット数を増やしていく。パンチの4連打。松本の右のフルスイングは空振り。残り20秒で組み付いてスタンドバックを取った松本。パンチ連打を入れていく。スクランブルで脱出しようとする葛西を殴っていく。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28。スプリットで松本勝利。

3R手数では葛西だったが、最後の20秒でパウンドを入れた葛西に二者入れ逆転勝利。

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