UFC on ESPN33:第6試合・サラ・マクマン vs. カロル・ロサ

女子バンタム級。マクマン9位、ロサ12位。

最年長女子ファイターのマクマン。18年前にオリンピックレスリングで銀メダルを獲得し、無敗でロンダのタイトルに挑戦したが、1RKO負け。その後は4勝5敗と負け越しており、直近4年でこれが3試合目と、試合数も減ってきている。

ブラジルのロサはUFC4連勝中。ただUFC0勝・0勝・1勝の相手に3連勝した後、引退試合のベチ・コヘイアに勝ったのみで、これが初のちゃんとしたランカーとの対戦。UFCではすべて打撃の手数で上回っての判定勝ち。相手が上位ランカーとはいえ、年齢と直近の戦績で、オッズではロサがフェイバリット。

打撃戦からマクマンタックル。両足を束ねて尻もちまでつかせたが、スイッチで凌ごうとするロサ。バックに回るマクマン。ハーフガードになるロサ。押さえ込みながらアメリカーナを狙うマクマン。外したが上から肘を入れるマクマン。ロサ固められて動けず。下からしがみつくだけ。ホーン。

1Rマクマン。

2R。組んでいくマクマンだがロサ引き剥がす。マクマンシングルレッグからバックに回ってテイクダウン。すぐにバックマウント。仰向けに。ロサ動けず。腕を掴んでチョークを耐えるのみ。グラウンドはさっぱりか?マクマンも後ろから押さえているだけで、両腕を掴まれて攻められず。腕十字!クラッチして耐えているロサ。ホーン。

2Rマクマン。

3R。開始と同時にパンチで飛び込んだロサ。しかしマクマンのタックルで倒される。亀に。ハーフバック。立ったロサの背中に乗る。足のロックが外れる。スタンドバックから殴るマクマン。マクマン投げてテイクダウンするが、倒され際に入れ替えたロサが上に。フィニッシュが必要なためか、足関を狙うロサ。立ち上がってストレートフットロック。しかし下から蹴られて外す。上を取り直すロサ。パウンド。ロサ自ら立ったがまたガードの中に。しかし攻めあぐねて立つ。ロサ起き上がりシングルレッグ。ケージでこらえてブラウン肘を入れるロサ。マクマンテイクダウンしてがぶる。タイムアップ。

三者29-28でマクマン勝利。

五輪タックルからの押さえ込みで下馬評を覆した。

ロサは下になったりバックを取られたりすると、ディフェンスに精一杯で逃げる動きがなく、そのままラウンドを落としてしまった。3Rにようやく上になったが、フィニッシュが必要なのは理解しているはずなのに仕留めに行くことができず。

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