デイヴィソン・フィゲイレド「ブランドン・モレノはレイシストで一線を越えてきたから4度目の対戦はやりたくない」→モレノ「俺と対戦したくないだけだろ」


 『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でアスカー・アスカロフに判定勝ちしたカイ・カラ・フランスが、デイヴィソン・フィゲイレド vs. ブランドン・モレノの4度目の対戦があるのならバックアップファイターになりたいとコメント。

 フィゲイレドとモレノは3試合連続で対戦しており成績は1勝1敗1引き分け。最近は1月の『UFC 270: Ngannou vs. Gane』で対戦しておりフィゲイレドが判定勝ちしフライ級王座を奪回しています。


 フィゲイレドはインスタグラムで「デイナ・ホワイトよ、私はいつでもどこでも誰とでも戦うことはご存知だろう。ファンもブランドン・モレノとの4度目の対戦に期待していることは知ってるが、彼のチームメイトがレイシストで一線を越えてきた。俺の体に猿の顔をハメ込む加工をしてきた。俺はインド人と黒人が多い自分の街で人種差別と偏見を止めるためのキャンペーンに参加している。UFCチャンピオンとして次期防衛戦は次のコンテンダーであるカイ・カラ・フランスとやりたい」とコメント。

 『UFC 270: Ngannou vs. Gane』の前にモレノのチームメイトであるマルセロ・ホジョがインスタライブでフィゲイレドの加工画像をアップしていたそうです。

 これに対し、モレノのマネージャー、ジェイソン・ハウスが「4度目の対戦に同意して以降はレイシズムなことはしてないので理に適ってない主張だ」とコメントしています。

 その後フィゲイレドはツイッターで「ブランドン・モレノよ、お前は後部座席に移動した。アレッシャンドリ・パントージャにリベンジできたらタイトル挑戦権が与えられるだろう。デイナ・ホワイトよ、そうしよう」とコメントしています。


 これに対しブランドン・モレノは「彼は俺との対戦をできるだけ回避したいだけだ」とコメント。


 UFCは7月に4度目の対戦を計画していたとのこと。デイヴィソン・フィゲイレドは「交渉していたことすら知らなかった」とコメントし、マネージャーのヴァリッジ・イズマイウに対し両拳のケガが回復していないことから復帰には時間が掛かると報告したそうです。現在はミット打ちもできない状態で、復帰時期は10月か11月になるとのこと。改めてブランドン・モレノ戦には興味はなくカイ・カラ・フランス戦をアピールしています。続きを読む・・・
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