オッズはBeeBetより。一部試合はオッズなし。
第1試合・芦田崇宏 vs. カイル・アグォン
芦田 2.30
アグォン 1.30
元DEEP王者芦田 vs. 元パンクラスランキング1位アグォン。芦田は萩原に勝っているがその後お呼びがかからず前戦は金原にKO負け。アグォンはケラモフに判定負け、クレベルにダウンを奪われダースチョークで一本負けと連敗中。地味強対決が第1試合。2人とも萩原らに比べると厳しい相手を当てられすぎ。
打撃の強さでアグォンが地味に判定勝ち。
第2試合・ウガール・ケラモフ vs. 中島太一
ケラモフ 1.20
中島 2.60
前王者斎藤には反則減点がなければ勝っていたケラモフ(まあ、反則していたから優勢だったという面もあるが)。中島はバンタム級で暫定王座を獲得したばかりなのに、勝ったり負けたりだったフェザー級での試合。予定されていた相手が流れてのものらしいが、ベストの実力を出せない状況でも出たいのか。せめて爪痕くらいは残してもらいたいが。
ケラモフ判定勝ち。
第3試合・元谷友貴 vs. アラン“ヒロ”ヤマニハ
元谷 2.10
ヤマニハ 1.50
元谷は一昨年のDEEPで米山を圧倒したところがピークで、次戦で井上に一本負けしてから長いスランプのように見える。岡田戦・金太郎戦は勝ったがインパクトは残せず。ヤマニハは倉本には勝ったが朝倉海に完敗。先月手塚には完勝したが、相手がワンランク落ちる手塚なので、RIZINトップで通用するとはまだ思えない。
地力で上回る元谷判定勝ちと予想するが、オッズはアンダードッグ。最近の調子を見ているとベットするには怖いのも確か。
第4試合・シビサイ頌真 vs. リバーズ・ビギス
スダリオ相手に格の違いを見せたシビサイだが、シュレックにまさかの一本負け。スタミナ切れから心が折れるのが早かった。初参戦のビギスはプロボクシングのキャリア(14勝7敗)もあるストライカーだが、MMAではキャリアがある相手との対戦経験がなく未知数。
シビサイが勝つなら序盤でテイクダウンしてのフィニッシュだが、スタミナが切れるとまたあっさり負けそう。ビギスKO勝ち。
第5試合・武田光司 vs. スパイク・カーライル
武田 1.90
カーライル 1.60
UFCでは前座で1勝のあと2連敗しリリースされたカーライル。1R終了のホーンが鳴ってないのに勝手にコーナーに戻ろうとして殴られるという珍プレーで唯一話題になったくらい。リリース直後からRIZIN参戦を熱望していた。直近はBellatorで同じ元UFCのダン・モレットに勝利。しかし前座なので独占契約選手ではなさそう。実力的にはアメリカのフィーダーショーのトップクラス、メジャーイベントでは中堅未満・前座クラス。前DEEP王者の武田がこの辺りとどれだけ渡り合えるかで日本人ライト級ファイターのレベルが問われる。
カーライル判定勝ち。
第6試合・浅倉カンナ vs. SARAMI
浜崎のタイトルに挑戦し肉薄した浅倉だが、前戦は本来は階級下の大島に封じ込まれて判定負けで連敗。苦労人SARAMIはJEWELSではタイトルに届かず、ONEを目指してWarrior Seriesに出ていたがコロナで休止。紆余曲折を経て出場した修斗で黒部に勝利し、念願のタイトル獲得。浅倉は柔道ベースの相手だと前澤には完勝、大島に敗戦。SARAMIが浅倉のテイクダウン・スクランブルに対応して接戦に持ち込めるかどうか。
浅倉判定勝ち。
第7試合・髙阪剛 vs. 上田幹雄
52歳髙阪の引退試合&26歳上田のデビュー戦。デビュー戦の上田がどこまで対応できるかわからないので予想のしようがない。髙阪のコンディションも不明。
髙阪一本勝ち。
第8試合・浜崎朱加 vs. 伊澤星花
浜崎 2.10
伊澤 1.50
大晦日にノンタイトル戦で完勝した伊澤。再戦では若い選手が有利というソネン理論では今回も伊澤有利は動かないが、前回に比べれば浜崎も対策してくるはず。前回は下になった伊澤のガードに入っての攻めが裏目に出たので、今回は付き合わずスタンドで勝負するかもしれない。
接戦になりそうだが、伊澤判定勝ち。
第9試合・牛久絢太郎 vs. 斎藤裕
牛久 2.60
斎藤 1.20
前回牛久がTKO勝利してからの再戦。斎藤はその後朝倉未来にも判定負けし連敗中。が、内容では牛久が劣勢で、その後組まれたDEEPでの神田コウヤ戦も負けと言われてもおかしくない内容だった。再戦では若い選手が有利というソネン理論であっても斎藤のリベンジは濃厚か。
斎藤判定勝ち。
第10試合・ホベルト・サトシ・ソウザ vs. ジョニー・ケース
サトシ 1.60
ケース 1.90
GPで対戦した際にはケースの序盤のパンチでKOされたサトシのリベンジマッチ。ケースはGP準決勝でムサエフに1RKO負けすると、昨年はPFLにエントリーしたが、DV問題で出場キャンセル。MMAの試合は2年以上のブランクに。
昨年末にサトシに挑戦した矢地は、サトシの寝技を2Rまで凌いだが、攻めに転じるまでには至らず、結局一本負け。ケースは凌ぐだけでなく攻めまでつなげることができるか。UFCではヤン・カブラルのグラウンドに苦戦していたし、その後もグラップラー相手には分が悪く見える。
サトシ一本勝ち。
第1試合は午後2時開始。速報します。