女子ストロー級。
ONEでタイトル経験のある唯一の現役UFCファイター・ヌネス(17年、アンジェラ・リーに挑戦しアナコンダチョークで一本負け)。離脱後、19年にUFCと契約したが、ドラッグテスト陽性により2年のブランク。昨年10月にようやくUFCデビュー戦が組まれたが、UFC1勝1敗のカルネロッシにテイクダウンを奪われる展開で、3Rチョークで一本負け。ムエタイベースのストライカー。
ヒューズはキャリア5勝1敗で代役としてUFCと契約すると、ティーシャ・トーレス、ローマ・ルックブンミー、ルアナ・ピニェーロに3連敗。ピニェーロ戦では2Rまで落としている内容にもかかわらず、3Rもそれほど効果的でないローを入れるのみで、戦う心が見えなかった。
軽快に打撃を打ち込むヌネス。パンチの連打。顔面をカットしすこし出血するヒューズ。組んだヒューズだがすぐに放す。間合いを詰めるヒューズにパンチを打ち込むヌネス。飛び込むヒューズ。ヌネス下がりながらパンチを打ち込む。ホーン。
1Rヌネス。
2R。組むヒューズだがすぐ引き剥がされる。前には出ているが、ヌネスがパンチ・前蹴りで寄せつかせない。組んでケージに押し込もうとしたがヌネス離れた。ヒューズが出てくるところにひたすらパンチを入れるヌネス。ヒューズもパンチを出しているがバックステップされヒットせず。ヒューズ胴タックルでケージに押し込んだが引き剥がされた。残りわずかでヒューズ組んで押し込むとボディロックから投げた。残り15秒で腕を足で押さえながらパウンド連打。残り時間すべてパウンドを入れ続ける。ホーン。
2R最後の攻めでヒューズか。
3R。ヒューズ打たれながらも前に出ていく。前に出るだけでなく手を出していく。ヌネスがアイポーク。1Rにも注意があったため、ヌネスに減点。ヒューズ胴タックルでケージに押し込む。テイクダウン。マウント。ハーフに戻したヒューズだが押さえ込んで殴る。グラウンドに穴があるヌネス、下でディフェンスするのみでリカバリーする動きがない。ガードに戻したがヒューズがパウンドを落とし続けてタイムアップ。
2Rは微妙だが、3Rは10-8ヒューズ。ヌネスの勝ちはない状況。
29-27×2、28-28の2-0でヒューズ勝利。
序盤パンチを貰う展開だったヒューズだが、常に前に出続けて、ヌネスのグラウンドの穴もあって勝利。ヌネスはやはりテイクダウンされた後の対処が弱点。