UFC on ESPN34:第8試合・デビン・クラーク vs. ウィリアム・ナイト

ヘビー級。

クラークはUFCデビュー戦はミドル級、2戦目からライトヘビー級に上げてここまで6勝5敗。今回はキャリアで初めてヘビー級に階級を上げる。計量では101.2kgとかなり小柄に。バックボーンのレスリングからの押さえ込みが武器。

ナイトは178cmとライトヘビー級でも小柄だったが、前戦ではUFC史上最大12ポンドの計量オーバーをやらかし、今回はヘビー級戦に(ただし、相手のクラークもライトヘビー級ファイター)。巨体でありながらバック宙も見せる身体能力の高さがある。こちらもバックボーンは高校時代に始めたレスリングだが、卒業後は運動せず、太りすぎたために、ダイエットのためにMMAを始めた。計量では113kg。

間合いを詰めるナイト。じわじわ下がりケージを背負ったクラーク。タックル。受け止めたナイト。スタンディングギロチン。しかし決まらず。そのまま首を抱えたままケージに押し込む。放してパンチを入れる。クラーク背中を向けて距離を取る。追いかけてパンチを打ち込むナイト。頭を抱えて殴られるクラークだがタックルへ。受け止めたナイト。ケージに押し込むクラーク。離れてクラークがワンツーを入れた。ホーン。

1Rナイト。

2R。クラーク距離を取り打撃で牽制。ナイトも動きがなく見ている。クラークタックル。テイクダウン。ハーフで押さえ込んだ。肘。マウント!押さえ込みながら殴る。ナイト下から抱えるだけ。肩固めをセット。外れた。押さえ込んだままボディを殴るクラーク。残りわずかでナイト亀になり前に落とし脱出。逆にバックを取りジャーマンを狙う。ホーン。

2Rクラーク。

3R。このラウンドも手が出ないナイト。クラークがローを入れる。サイドキック。クラークジャブを打ち込みタックル。切れずに倒されたナイト。ケージ際で立った。しかし放さず押し込んでいるクラーク。右の肘を入れて離れるとクラークの左がヒット!ぐらついたナイトに追い打ちのパンチを打ち込む。ナイトダウン!レフェリーストップ!

増量したナイトだが、1Rのラッシュでスタミナを使い果たしたのか、その後は後手を踏みKO負け。

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