ウェルター級。
キャリアすべてが一本勝ちのパーソンズ。昨年7月、試合1週間前に代役でUFCデビューしたが、パンチを貰い下になり、パウンドで1RKO負け。
エルダーはコロナ陽性で欠場となったルイス・コシの代役として試合3日前に急遽UFCと契約した選手。ここまで7戦全勝だが、本来はライト級。来月初めにローカルイベントFACのライト級タイトルマッチに出る予定で準備はしていたと思われるが、階級上の相手にどこまでやれるか。
いきなりバックブローを狙ったエルダーだがパーソンズ組みついてバックに。ハーフバックからグラウンドに引き込もうとするが下に落ちた。ハーフ。離れて立ったエルダー。距離を詰めるエルダーのパンチがヒットしちょっとぐらついたパーソンズ。四つに組んだパーソンズ。ダブルアンダーフックから膝を入れてケージに押し込む。エルダー内股。投げきれないが、その瞬間に離れる。エルダーのパンチがヒット。左ミドル。カーフキック。パンチでプレスするパーソンズ。縦肘。タックル。テイクダウン。ハーフ。パウンドで削るパーソンズ。残り1分。肩固め。ハーフの足を抜いたが肩固めが外れた。マウントからまた肩固め。しかし浅い。ホーン。
1Rパーソンズ。
2R。パーソンズ距離を詰めてダブルレッグ。リフトしてテイクダウン。エルダー三角を仕掛けるがディフェンスされるとパスされマウント。肩固め。しかしずれて外れた。なおもマウント。肘を入れたがエルダー亀になり立った。パーソンズが打撃で出る。エルダーちょっと疲れた。パーソンズの右がヒット。タックル。切れずに倒されたエルダー。ハーフ。足を抜いてサイド。即マウント。パウンド・肘。背中を向けたところでバックマウント。チョークを狙う。外したエルダー。反転して上に。が、スイープされまたマウント。肩固め。マウントからサイドへ。かなりタイトに絞めるが耐えきったエルダー。外れた瞬間に上になる。パーソンズ疲れたか?しかし残り30秒。立ったパーソンズ。が、エルダーの方が消耗している。パンチで出るが両手のガードが下がっている。ホーン。
2Rパーソンズ。
3R。エルダーがタックルへ。ケージに押し込むが、肘を入れて離れるパーソンズ。ガードが下がったままのエルダーだが打撃を打ち込んでいく。パーソンズタックル。エルダーがぶって切った。パンチで攻めるエルダー。見るからに疲れている。タックル。倒したが、倒れた瞬間にパーソンズスイープ。上を取り返した。ハーフから肘。また肩固めを狙う。今まで肩固めでの勝利はないが得意なのか?足を抜いてマウント。肘。ハーフに戻したエルダー。残り1分。またマウントに。パウンド。肘。背中を向けたところでチョークを仕掛けるが正対して外すエルダー。サイトにまた肩固め。決まらずパウンド連打。が、タイムアップ。
30-26、30-27×2の3-0でパーソンズがUFC初勝利。
初戦は何も見せられなかったパーソンズだが、戦績から極めのみと思われたが打撃も普通に出来た。しかしフィニッシュ出来ず、キャリア初の判定勝ち。スイープやポジショニングで圧倒したが、パーソンズが良かったのかエルダーの穴なのかは微妙。
階級上の試合でMMA初黒星を喫したエルダー。グラウンドでちょっとやられすぎた。スタミナ切れが早かったのは緊急出場なのでしょうがないか。