バンタム級5分5Rだったが、フォントが2.5ポンドオーバーしキャッチウェイトに。フォント5位、ヴェラ8位。
元ランキング1位のマルロン・モラエスや、元王者のコーディ・ガーブラントに勝利し、前回レジェンドのジョゼ・アルドに挑んだフォントだったが、衰え知らずのアルドからダウンを奪われ、圧倒される展開で、最後まで諦めなかったものの完敗。ランキング5位とはいえ、王者はこのアルドに完勝したピョートル・ヤンと互角だったスターリング。タイトルまでの壁は厚い。フォントはこれで3回連続のメインイベントとなる。
ヴェラは初メイン。MMAマイナー国エクアドル出身のため、戦績を残してもなかなかチャンスを与えられず、前回レジェンドのフランク・エドガーを前蹴りでKOしてようやくメインで試合が組まれた。18勝のうち、判定3試合しかないフィニッシャー。一方、7敗ではすべて判定での負け。
ジャブの刺し合い。前蹴りを出すフォント。カーフの蹴り合い。フォントワンツー。出ていくフォント。ヴェラミドルを入れた。しかしフォントが出てケージまで下がらせるとボディブロー。積極的に手を出していくフォント。アッパー。肘。出てくるヴェラにクリンチアッパー。フォント右ボディ。フォントガンガン打撃で出る。ヴェラ劣勢。下がり続ける。手数でもフォントが圧倒。得意の右アッパー。首相撲から膝。ホーン。
1R手数でフォント。
2R。またパンチを入れていくフォント。ヴェラ出てきた。しかしフォントがパンチを出して下がらせる。右ボディ。さかんにボディを打ち込むフォント。ワンツーの連打。ヴェラはカーフキックを入れるが、手数に差がある。フォントのワンツーがヒット。飛び込んだヴェラの左が入りフォント崩れた!下からしがみついてしのごうとするフォントに肘。潰して寝かせた。しかし10秒しかない。肘を落とすヴェラ。ホーン。
2Rヴェラ。
3R。フォントすぐに出る。タックル。スタンドバックからテイクダウンを狙うが、ヴェラすぐに立った。正対。離れるヴェラ。フォントまた手を出して出る。右ミドル。フォント詰めて右ミドル。手数を増やしてきたフォント。組んだフォントを引き剥がすヴェラ。ひたすら手を出すフォントだが、残り30秒でヴェラの飛び膝をもらい効いた!足元がふらつきダウン!ヴェラまた残りわずかで肘を落としていく。ホーン。
3Rもヴェラ。時間があれば終わっていたかもしれない。
4R。先に手を出していくフォント。ヴェラ詰めて連打。フォントもパンチを返すがスピードが落ちている。フォントまた手を出してきた。アッパー連打。ワンツー。ダメージは抜けたのか手を出し続ける。首相撲に捕らえたフォントだが引き剥がすヴェラ。どんどん詰めて手を出すフォント。ヴェラ逆に手が出ない。サイドキックが顔面に入りフォントダウン!今度は2分ある。ガードで凌ぐフォント。ヴェラ足を蹴る。パウンドに行かない。立たせるわけでもない。レフェリーブレイク。スタンドに戻るとバックスピン聞くを打ち込むヴェラ。ホーン。
4Rヴェラ。2R・3Rはラウンドのほとんどがフォントペースだったのを終盤の一発でヴェラが盛り返したが、どちらに入っているかはわからない。
5R。3度ダウンしたフォントだが出ていく。ケージまで詰めて打ち込む。入ってくるところにパンチを合わせるヴェラ。ケージまで詰めたフォント。下がって回るヴェラを追いかけてパンチを入れる。右ボディ。ヴェラ左ミドル。ヴェラ顔面に前蹴り。手数ではフォントだが、ヴェラは一発で止める。顔面ボコボコだが出ていくフォント。残り1分。アッパーを入れるヴェラ。ヴェラのサイドキックが顔面にヒットしフォント下がる。効いたか。追いかけるヴェラの飛び膝はかわした。タイムアップ。
48-47、49-46×2の3-0でヴェラ勝利!
手数ではすべてのラウンドでフォントが上回ったが、ヴェラには一発で引っくり返す攻撃力の高さがあった。