こちらの続報。
【RIZIN】朝倉海が榊原CEOの紹介でUFCダナ・ホワイト代表と面談「いますぐにでも契約する」の言葉に「RIZIN代表としてUFCで戦いたい」。王者スターリングと練習、メイウェザージムでスパーリングも #UFC #RIZIN #朝倉海 https://t.co/erM51vtka6
— ゴング格闘技 (@GONG_KAKUTOGI) May 2, 2022
ハワイで「Bellator」を視察した榊原CEOは、ラスベガスに移動。朝倉海と合流し、サプライズで大物たちと引き合わせていった。
朝倉は興奮を隠しきれない表情で、「一昨日に急に榊原さんから『ここに来てくれ』と呼ばれた場所がUFC本社だった。『いまから話があるけど、海のことも紹介したいから一緒に行くぞ』と。UFCに行ったら、ダナ・ホワイト社長がいて、俺のことを『日本で人気のお気に入りの選手だ』と紹介してくれて、ダナ代表も『いますぐにでも契約するよ』という話になって。ダナ代表の右腕という弁護士も同席して『契約書を持ってこい』となって、ヤバっとなって。とにかく、どこかのタイミングでUFCとの契約はさせてもらえるということで、近々、UFCとの契約になるかもしれない。UFCとの契約が実現する日は近いかもしれない」と、ダナ・ホワイトUFC代表との面談を語った。
現在、UFCにはRIZINのマネージメントで村田夏南子が参戦中で、朝倉は、「やっぱり日本の格闘技を盛り上げたいから、UFCに挑戦するとしてもRIZINのファイターとして、RIZINを代表して戦いたい」と、RIZINを通して、UFCに参戦したい意向を語った。
RIZINでの次戦を「6、7月にRIZINで、自分が望むような相手と戦いたい」という朝倉は「とにかく戦いたい。今年に入ってまだ試合をしていないし、大会数が増えたRIZINを観ているたびに、試合をしたいなと思っていて、でも強くなるために米国へ来た。次の試合ではめちゃめちゃ強くなった姿を見せられる」と意気込む。
そして、RIZINでの試合契約を満了させて、「もう早ければ今年にでも海外に挑戦したい。榊原さんと話していろんなタイミング次第」と、年内の海外マット参戦を希望した。
「急遽、呼ばれて。わけわかんないまま次の日にまた榊原さんの指定の場所に行ったらメイウェザーのジムだった。『ちょっと海にサプライズ』と言って、『メイウェザーが来るから待っていて』と。そうしたらほんとうに来て、『ここでメイウェザーがミットを持ってアドバイスをくれる』と」
「全然、違う展開になって、なぜか僕がメイウェザーのジムの選手とスパーリングすることになりました。マジですごい展開になりました。“期待のホープ”と言われている選手に、ボクシングで結構やられました。顔とかも腫れているけど、これはボクシングだけじゃなく練習でもそうで、ほんとうに貴重な体験をさせてもらっています」
ニューヨークでの井上直樹の練習仲間でもあるメラブ・ドヴァリシビリとの練習、そして、「世界最高峰」を肌で感じる機会も訪れた。
現UFC世界バンタム級王者のアルジャメイン・スターリング(米国)とのスパーリングだ。
セラ・ロンゴ・ファイトチームでドヴァリシビリと同門のスターリングは、ドヴァリシビリの呼びかけにより、朝倉と練習することに。スターリングは「RIZIN.17」で佐々木憂流迦のセコンドにつくために来日しており、朝倉に「そこから全試合チェックしているよ」と語りかけたという。
4月9日の「UFC世界バンタム級王座統一戦」でのピョートル・ヤンとの因縁の再戦をスプリット判定で勝利したスターリングは、現在はオフで77kgあり、「そこから61kgまで、かなり減量して戻しているなと感じた」という朝倉。
スパーリングでは、「まずグラップリングをやってもらって……エグいくらい強かったです。5分1Rしかやらなかったけど、一本極められてしまいました。(自分は)なかなか極められることないんだけど。77kgで、自分より10kg以上重かったけど、レスリングや寝技の技術が高かった」と舌を巻く。
一方、立ち技では「キックのスパーを軽くやって、めちゃめちゃ強いとは感じなかったけど、これがチャンピオンだな」と、その強さを肌で感じたようだ。
「日本とは練習内容や環境の違いがある。施設は大きいし、小さなことでも採り入れた方がいいことをジムで共有したい」という朝倉は、今回のYouTubeライブを「ラスベガスに来て大きな夢が1つできたので聞いてください」と題した理由を語り始めた。
それは、日本に総合的な「格闘技強化施設」を作ること。今回、その夢を朝倉は、榊原CEOに相談し、「RIZINパフォーマンス・インスティテュート」設立に賛同を得たという。
「UFC本社の隣りにあって、金網も2個あって、栄養士つきの減量食も用意されて、整体やサウナ、ジャグジーも用意されている。これは強くなるなって感じた。成長スピードや選手のモチベーションも上がる。そういう施設で格闘技のレベルが変わる。この施設が日本にあったら、底上げにつながる。何とか日本に格闘技の複合施設を作りたい。それが夢になりました」
朝倉は、「いますぐに施設を作ることは不可能だと思うけど、もしかしたら自分が現役の間に実現は出来ないかもしれないけど、僕は引退してからもずっと格闘技に携わって盛り上げていきたいし、日本の格闘技の底上げに協力したい。これを実現させるために、一人じゃ絶対できないので、施設をつくるために協力してもらえる人にはお力添えしてもらえたら。こういった施設を作るためにどうしたらいいかを考えていきたい。めちゃめちゃ難しいけど意義のある事。すごくワクワクしています」と、自身のみならず、日本の格闘技力を上げるために、長期的に考えていきたいテーマだとした。
UFC挑戦は意外に近いかもしませんね。パフォーマンス・インスティテュートが日本にも出来れば世界との格差も縮まるので是非実現して欲しいところです。続きを読む・・・