マネル・ケイプ @ManelKape がアジア凱旋✨👀
— UFC Japan (@ufc_jp) 2022年5月4日
6月にシンガポールで開催する #UFC275 に出場💪
対戦相手はホジェリオ・ボントリン 🇧🇷 💥
【 📅6月12日(日)| #UFCSingapore | #PassionMadePossible | #SingapoReimagine 】 pic.twitter.com/xqglkSShsN
ケイプは先月スムダルジ戦が予定されていたが、試合前のチェックでM3トリナボルが検出されたために欠場となっていた。ただし、検出された薬物の量はUFCの規定以下であり、処分は下されていない。ネバダ州アスレチックコミッションからは半年間の検査が課されており、検査結果で問題ない場合はネバダ州でも試合をすることは可能となる。
M3トリナボルについては、USADAが100ピコグラム以下では能力を高める効果は全くないとしており、UFCもその基準で運用しているものの、試合を行うネバダ州はより厳格な基準にしているため、処分に差異が生じている(ネバダ州でも上記の通り、ケイプの検出量は即時処分の対象となるものではない)。
こうした微妙な状況で、他の国で試合が組まれるという例はあまりないが、ケイプにとっては幸運な判断となった。
対戦相手はスムダルジではなく、ホジェリオ・ボントリンに。ランキングはスムダルジの12位に対し、ボントリンは8位と、より上位の相手との試合になった。ボントリン戦はもともと2020年8月のUFCデビュー戦で組まれていたが、ボントリンが負傷欠場したために流れたという因縁がある。UFC3勝3敗。2016年、パンクラスで春日井寒天たけしを腕十字でタップアウトしたが、体重オーバーでノーコンテスト、GRANDSLAMではバンタム級で田中路教にチョークで一本負けしている。