ウェルター級。ポンジニッビオ14位。
アルゼンチン出身で現在はATT所属のポンジニッビオは一時期7連勝していたが、負傷欠場での2年のブランク明け後はリー・ジンリャンにKO負け、ジェフ・ニールに判定負けして1勝2敗。柔術黒帯だが、UFCでのフィニッシュ勝利はすべてKO。
元HEATファイターでMMA最高のファンタジスタ・ペレイラ。HEAT時代にはケージからのムーンサルトフットスタンプなども奇想天外な攻めも見せていた。UFCデビュー戦は1RKO勝ちしたが、その後は体重オーバーによる判定負け・終盤スタミナ切れして反則膝による反則負けと連敗。そこから無駄な動きを以前よりは減らして4連勝とし、初のランカーへの挑戦権を手にした。
いつも通りステップするペレイラ。追い詰めていくポンジニッビオ。飛び込んでワンツーを放ったペレイラ。飛び込んで右を入れたペレイラ。ヒット。ポンジニッビオも詰めていくが、ペレイラ飛び膝のフェイント。パンチから膝で飛び込んでスタンドバックを取ったペレイラだが自ら放した。詰めてくるポンジニッビオにミドルを入れる。ケージを背負うペレイラだがそこからパンチを放つ。距離が詰まってきた。ペレイラの右がヒット。残り1分。ポンジニッビオのパンチを交わしてミドルを入れた。ポンジニッビオがパンチで出たが、打ち終わりにパンチを返すペレイラ。ホーン。
1Rペレイラ。今日はトリッキーな動きを一切やらない。
2R。蹴りのフェイントからワンツーを入れたペレイラ。詰めていくポンジニッビオだが、間合いに入ると先にペレイラが手を出している。ワンツー。前蹴りから右を入れて右ミドル。ボディにヒットして一瞬前かがみになったポンジニッビオ。ペレイラ大振りの右。膝。いずれもヒットせず。左が相打ちに。間合いを詰めるポンジニッビオだが、そこに左フックを合わせる。パンチ・蹴りの打ち合い。ポンジニッビオの左がヒット。しかしペレイラが右フックを返す。打撃戦。手を出し続ける。ペレイラのパンチが何度か顔をかすめている。パンチからアッパー。残り20秒でポンジニッビオタックル。背中を向けたペレイラにパウンド。ペレイラが立とうとするところでホーン。
2Rもペレイラ。普通に戦って押している。
3R。前蹴り、ワンツーを打ち込むペレイラ。右ハイ。また右がヒット。手数を出していくペレイラ。またワンツー。カーフキック、ボディストレート。どんどん手数を出すが、ポンジニッビオも打ち返している。このラウンドはポンジニッビオのパンチもヒットしている。ペレイラは手数が減っている。それでも前に出ていく。前蹴り。残り1分。ポンジニッビオの左がヒット。動きが止まった。もう一発ヒット。しかしその後のタックルは切ったペレイラ。ペレイラ詰めて肘を打ち込む。消耗して体が流れているがそれでも手を出すペレイラ。激しい打ち合いでタイムアップ。
29-28ポンジニッビオ、30-27ペレイラ、29-28ペレイラ!スプリットでペレイラ勝利。
#UFCVegas55 Official Scorecards: Santiago Ponzinibbio vs Michel Pereira (@UfcPereira)
— UFC News (@UFCNews) 2022年5月22日
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1Rは三者ペレイラ、2Rは2者ペレイラ、3Rは2者ポンジニッビオ。
トリッキーを完全に捨てたペレイラ、5連勝でランキング入りが確定。