グローバー・テイシェイラ 2.70
イリー・プロハースカ 1.50
ヴァレンチーナ・シェフチェンコ 1.16
タイラ・サントス 5.50
ジャン・ウェイリー 1.61
ヨアンナ・イェンドジェイチェク 2.45
ホジェリオ・ボントリン 2.85
マネル・ケイプ 1.44
ジャック・デラ・マダレナ 1.63
ラマザン・エメエフ 2.40
チェ・スンウ 1.43
ジョシュ・クリバオ 2.90
ブレンダン・アレン 1.33
ジェイコブ・マルクーン 3.35
マハシャテ 2.50
スティーブ・ガルシア 1.59
アンドレ・フィアリョ 1.71
ジェイク・マシューズ 2.20
カン・ギョンホ 2.15
バットゲレル・ダナー 1.74
リャン・ナ 2.30
シルバーナ・フアレス 1.67
ラモーナ・パスクアル 2.40
ジョセリン・エドワーズ 1.63
コロナ後初となるアジアでのイベント。そして5回目のシンガポール大会で初のナンバーシリーズ。アジア・オセアニアから出場の選手が多いが、日本人選手の参戦は試合のタイミングもあってかゼロに。しかし、RIZINの王者が2人メインカードに登場する。
メインはライトヘビー級タイトルマッチ。昨年10月、UFC史上最年長で王者となったテイシェイラの初防衛戦。RIZINライトヘビー級王者プロハースカはUFC3戦目での王座挑戦となる。
柔術+ボクシングがファイトスタイルのテイシェイラ。スタンドではボクシングで攻め、ダウンを奪ったりタックルからテイクダウンを奪うとパウンドでダメージを与えて最後はチョークで仕留める。4年前、コーリー・アンダーソンに敗れると、ランキング12位まで落ちたが、そこから復活して6連勝中。
プロハースカは2015年、RIZIN旗揚げ2連戦で開催された100kg級トーナメントで日本デビュー。大晦日の決勝でキング・モーに敗れたのがRIZINで唯一の、そして現在のところ最後の敗戦となっている。モーのRIZIN引退試合で対戦した際にリベンジに成功。RIZINではほとんどの試合を1RKOで勝利している。2019年にUFCと契約すると、初戦でタイトル挑戦経験のあるヴォルカン・オーズデミアにKO勝ち。2戦目も2度のタイトル戦を経験しているドミニク・レイエスにKO勝ち。相手の都合による試合延期が多く、3年目でようやく3戦目となるが、最短距離でのタイトル挑戦のチャンスを得た。
オッズはプロハースカがフェイバリット。打撃ならプロハースカが上か。レイエス戦ではテイクダウンを奪われたが、すぐに立ち上がっている。テイシェイラが活にはやはりテイクダウンが必要となるが、すんなり倒すことは難しそう。パンチを効かせた一瞬にテイクダウンし、そのまま勝負を決めなければいけない。
プロハースカKO勝ちと予想。
セミは女子フライ級の絶対王者・シェフチェンコがタイトル初挑戦となるタイラ・サントスを迎え撃つ。勝てば7度目の防衛となり、ロンダ・ラウジーを超えて女子最多防衛記録となる。
サントスはUFCデビュー戦で判定負け後に4連勝。昨年11月の前戦ではまだ10位だったが、5位のジョアン・ウッドに勝つと、上位ランカーが軒並みシェフチェンコに敗れているということもありタイトル挑戦のチャンスが回ってきた。オッズはかなりのアンダードッグではあるが、それでもここまでの7人の挑戦者の中で3番目に期待されているオッズ。ムエタイがバックボーンで、ローカル時代はKO勝利も多かったが、UFCでは押さえ込んでパウンドで削るスタイルになっている。
シェフチェンコ判定勝ち。しかし、打撃で互角に戦えるなら、サントスにも案外チャンスがあるかもしれない。
4月の試合が禁止薬物検出により流れたケイプだが、不可抗力であることが認められ、(継続の検査は必要となるものの)出場停止などが課せられることなく戦線復帰。シューズを履けないUFCで足を滑らせ戦いにくそうにしていたこともあったが、ここ2戦はすっかり慣れてきている。8位ボントリンを破りトップ10ランキング入りなるか。
第1試合開始は12日朝7時半。速報します。