UFC275:第7試合・ジャック・デラ・マダレナ vs. ラマザン・エメエフ

ウェルター級。

オーストラリアのマダレナは昨年のコンテンダーシリーズで勝利し、1月のUFCデビュー戦でも1RKO勝ち。25歳でMMA11勝2敗。UFCデビュー戦では、当初の相手が欠場となり、キャリアわずか4戦の代役ピート・ロドリゲスと対戦し1RKO勝ちしたが、ロドリゲスのレベルが不明のため、マダレナの実力もまだよくわからない。11勝中、KO勝ちが9つ。25歳。

ロシア・ダゲスタン共和国出身のエメエフはUFC5勝2敗。ランキング目前だが、35歳と若くはない。コンバットサンボ世界王者。テイクダウンからの押さえ込みで、勝っても負けても判定決着のため、なかなかチャンスが与えられない。前戦はダニー・ロバーツ相手にメディアのほとんどがエメエフを支持する内容だったがスプリット判定負け。

パンチで出ていくマダレナ。間合いが近い。エメエフシングルレッグ。足をつかんでそのままスタンドバックへ。マダレナがスクランブルで逃れようとするとエメエフはアナコンダチョーク。振りほどこうとするががっちり入ってなかなか抜けない。ようやく外してスタンドへ。マダレナパンチで出る。ケージに詰めてボディ。入って効いた!しゃがみ込んだエメエフにパウンド!レフェリーストップ!

地味強のエメエフの絞めを凌いで、得意のパンチできっちりフィニッシュ。次はランカークラスとの対戦が見たい。

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