UFC276:メインイベントイスラエル・アデサニヤ vs. ジャレッド・キャノニア

ミドル級タイトルマッチ5分5R。キャノニア2位。

アデサニヤは5回目の防衛戦。前回、最強の挑戦者ウィテカーを下し、アデサニヤが勝ち上がっていた当初のライバルたちはほぼ一掃した。一方、セミ前ではGloryで敗れているアレックス・ペレイラが4位のストリックランドを1RKO。勝てばMMAでの再戦の機運が高まってくる。

キャノニアは2015年のUFCデビューはヘビー級。その後、ライトヘビー、ミドルと落としてきて、ミドル級ではここまで5勝1敗。1敗の相手はウィテカー。「キラゴリラ」のニックネームを持つハードパンチャー。アデサニヤに打撃で対抗するのは難しいかもしれないが、一発当たればわからない…かもしれない。

ローを蹴るキャノニア。アデサニヤもインロー。詰めてきたキャノニアにアデサニヤがジャブ。ローの蹴り合い。左を打ち込むアデサニヤ。左ハイ。プレスするキャノニアにアッパー。左ミドル。キャノニア詰めるが、アデサニヤのフェイントに反応して踏み込めない。パンチで飛び込んだがかわされる。残り1分。アデサニヤの右ハイはかいくぐったキャノニア。ホーン。

1Rアデサニヤ。様子見で終わったが、キャノニアは飛び込めないままだった。

2R。アデサニヤから詰めてきた。ジャブ。右ハイ。左ミドル。キャノニアもミドルを返す。キャノニアケージに詰める。パンチを出すがまだ遠い。アデサニヤの打ち終わりにパンチを返したキャノニアだが空振り。アデサニヤワンツー。もう一発ワンツー。アデサニヤが前に出した手の指が目に入りタイムストップ。再開。詰めてきたアデサニヤ。ジャブ、ロー。ワンツーがまたヒットしホーン。

2Rアデサニヤ。

3R。前蹴りを見せたアデサニヤ。キャノニア出て手を出した。ようやく覚悟が決まったか。キャノニアタックル。しかし掴めず切られた。踏み込んで右を放ったキャノニア。ヒットはしないが手は出ている。またタックル。ケージに押し込む。押し込みながらパンチを入れるキャノニア。離れた。アデサニヤのワンツーがヒット。ジャブから灰を入れるアデサニヤ。キャノニアまた組んでケージに押し込む。ダブルアンダーフック。クラッチは切れたが押し付けているキャノニア。アデサニヤが抜け出したところでホーン。

3Rは微妙。キャノニアが手を出してきた分、アデサニヤの手数が減った。押し込んでいたのはキャノニア。

4R。アデサニヤが詰めてジャブを入れていく。左ミドルからワンツー。詰めているアデサニヤ。右がヒット。このラウンドは手数が減っているキャノニア。アデサニヤの打ち終わりに右フックで飛び込んだが空振り。キャノニアダブルアンダーフックで組み付くと押し込み。パンチを入れるキャノニアだが、アデサニヤ入れ替えて離れる。またパンチから組み付いたキャノニア。ケージに押し込む。押し込むキャノニアにパンチを入れるアデサニヤ。キャノニアも肘を入れるが、アデサニヤ脱出して離れる。ホーン。

4Rはアデサニヤか。セコンドからも3R落としていると言われているキャノニア。ならばフィニッシュが必要となるが、行けるか。

5R。出てくるキャノニアに打げで気を入れ続けるアデサニヤ。会場ブーイング。アデサニヤ肘。四つに組んだキャノニアだが、アデサニヤケージで耐える。押し込むキャノニア。キャノニアシングルレッグ。切った。残り1分。パンチで出たキャノニア。ヒットし会場沸くが、アデサニヤ首相撲。離れる。逆にプレスしてたアデサニヤ。ワンツー。倒しに行かないキャノニア。タイムアップ。

49-46×2、50-45の3-0でアデサニヤが防衛成功。

キャノニア、5R終盤にパンチで出た場面はあったが、それをもっと見たかった。

アデサニヤ、試合後にペレイラを挑発。王者も受けることを明言したのなら、タイトルマッチは確実か。

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