ライト級。
2014年のTUFラテンアメリカ1でUFCと契約したベニテス。UFCではここまで6勝6敗。ずっとフェザー級で試合をしており、2020年にライト級に上げて1勝1敗だったが、その後再びフェザーに落とすも、前戦で体重オーバーした上に2試合連続でのKO負け。またライト級に上げている。22勝中8KO・10一本勝ちとフィニッシュ率が高く、UFCでの一本勝ちはいずれもギロチン。開催地サンディエゴと面しているメキシコ・バハ・カリフォルニア在住。
オンティベロスはローカル時代はウェルター、直前のUFCデビュー戦は1階級上のミドルでケビン・ホランドにテイクダウンされた際首を痛めてTKO負け。2戦目となる前回は逆にライト級に落としたがスティーブ・ガルシアに2RKO負け。負けたがいずれの試合も序盤打撃でダウンを奪っている。ローカルイベントのFury FCでも勝ったり負けたりで、戦績11勝8敗と本来はUFCとの契約も難しかったであろう31歳。
長身でリーチが長いオンティベロス。蹴りを入れていく。組んだベニテス。四つでケージに押し込む。肘を入れるとオンティベロスは顔面をカット。が、膝がローブローになりタイムストップ。再開。ベニテスのフルスイングの左がヒット。ケージを背負ったオンティベロスにラッシュするがオンティベロスも打ち返す。するとベニテスタックル。豪快に担ぎ上げてテイクダウン!マウント!パウンド連打!打たれるままのオンティベロス。横を向いてしまいレフェリーストップ!
連敗を止めたベニテス。パンチがヒットしチャンスとなったところで冷静にタックルに入りフィニッシュ。
オンティベロスはこれで3連敗。すべてKO負けで、4度目のチャンスがあるかどうか。