UFC278:第4試合・AJ・フレッチャー vs. アンジュ・ルーサ

ウェルター級。

昨年8月のコンテンダーシリーズで1RKO勝ちしてUFCと契約したフレッチャー。今年3月のデビュー戦は1Rはタックルからテイクダウン→マウントまで取って攻めたが、2R以降下になるとリカバリー不足でスタミナも切れて判定負けし、MMA初黒星。

コンゴ出身のルーサもUFCデビュー戦で敗れてからの2戦目。昨年9月にコンテンダーシリーズに出場するも敗戦。4月のデビュー戦は、4日前にエリゼウ・ザレスキが欠場して急遽代役で出場を決めた。UFC1勝1敗のムニール・ラズィーズ相手に打撃をもらう展開で判定負け。佐藤天と同じキルクリフFC所属。

ジャブを入れるルーサにフレッチャーは詰めながらパンチを打ち込む。右がヒット。リーチに勝るルーサが距離をキープして打撃を打ち込む。フレッチャー間合いを詰めてボディ打ち。ルーサの右がヒット。さらに右を連発。また右。連続で顔面を捕らえる。リズムに乗ってきたルーサ。蹴りをキャッチしてパンチ連打を入れる。組んできたフレッチャーだが、ルーサがケージに押し込み膝。離れた。また右を当てる。至近距離でアッパーからタックルに入りテイクダウンを奪ったルーサ。ホーン。

1Rルーサ。

2R。フレッチャーが打撃で出るが、ルーサのパンチのコンボがヒット。ボディ・顔面に打ち分けるルーサ。ジャブから右。もらいながらも出ていくフレッチャーだが、劣勢の展開が続いている。タックルに行く気配も見せない。逆にルーサがテイクダウン。下になったフレッチャーがタックルに入るが切られて離れる。また打撃戦。ジャブを全部もらっているフレッチャー。打たれてもパンチで出る。しかしルーサちょっと疲れたか。パンチの威力がなくなっている。もらいながらも出たフレッチャーのパンチがヒット。連打をもらいルーサタックル。切ったフレッチャーがパンチの連打。ルーサなんとか立つがまた連打を入れるフレッチャー。そこからタックルに入るが、がぶったルーサ。亀で止まってしまうフレッチャー。フレッチャーも疲れたか。ルーサがぶった体勢で休みながらパウンド。ホーン。

2Rはフレッチャーか。しかしラッシュでガス欠になってしまったのだとしたら厳しい。

3R。フレッチャー出て行くが、ルーサのパンチを貰っている。自ら放った蹴りでスリップダウンしたフレッチャー。立ち上がるが動きが緩慢。それでも出ていく。そこにルーサがパンチを入れる。ルーサの方は十分休めたのか、。動きが戻っている。フレッチャーのタックルを切ったルーサ。バックに回りパウンド連打。向き直ったフレッチャーだがハーフから肘・パウンドの連打をもらう。グロッキー状態のフレッチャー。ルーサは密着しながら肘を入れているが、もう少し強い打撃が入ればレフェリーも止めそう。寝たまま動けないフレッチャー。もうほぼ逆転の目がない状態だが、ルーサもリスク回避で押さえ込みながらの打撃を続ける。動けないフレッチャー。結局押さえ込んだままの打撃でタイムアップ。

29-27、29-28×2の3-0でルーサ勝利。

ルーサもスタミナが相当きつかったとは思うが、最後はフィニッシュが目の前だった。手堅く判定勝ちを狙ったのはもったいない。

フレッチャー、2Rに意地を見せたものの、そこでガスを使い果たしてしまった。

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