もともと超RIZINはMMA以外の試合も組むという触れ込みだったが、2試合目もMMA以外の試合に。「超豪華なRIZIN」というよりも、アメリカ向けの時間帯で行われる海外向けなラインナップを意味しているのか。
吉成名高といえば、昨年末榊原CEOに「ムエタイがメジャーなスポーツとして日本中・世界中の人を魅了することはきっと無い」とボロクソに批判(後に感情的になったことを謝罪)されたが、世界戦略の切り札として起用されることに。たしかに、軽量級のムエタイの試合というのはアメリカのメジャーなプロモーションで放送されることがほとんどないので差別化にはなるかもしれないが、そもそも需要がないから放送されていないというのが現実。ムエタイが世界を魅了することはないとしても、吉成名高の試合ならそれが可能かもしれないという期待感があるが、どうか。
相手のバンダサックは6年前にMAX MUAYTHAIで53kg級王者となったとのことだが、最近の活躍については不明。
1年9ヶ月ぶりの参戦となる堀口は金太郎と。上位の選手とやるなら扇久保とやればいいとなるし、ランク的には妥当。実際は調整試合だが調整試合に見えないという絶妙なポジションのマッチメイク。
今は亡きTRIGGERのメインで組まれてそうなカード。RIZINフェザー級では中堅クラスで、海外の強豪どころか国内の王者クラスに勝つのも厳しいレベルだが、若くて勢いがある者同士。
大原がついにRIZINライト級トップ戦線に挑む試合。4月にライト級日本人トップだった矢地をKOで返り討ちにしたグスタボに勝てば、一気にタイトル挑戦が見えてくる。矢地に勝っても地味なままだった大原のブレイクなるか。
シビサイの相手は現GLADIATORヘビー級王者のギブレイン。最近はRISEでキックの試合にも出場。元HEAT王者だが、初防衛戦で石井慧に一本負けした。日本在住の選手を連れてくるあたり、懸命に予算をやりくりしてる感がうかがえる。
これにほぼ確定と思われる女子スーパーアトム級GP準決勝2試合。その他のカードは来週発表。試合まで20日を切ってからの発表となるが、ここから逆転するだけのビッグカードが組まれるのかどうか。