RIZIN.39:10月23日福岡大会で牛久 vs. クレベルのフェザー級タイトルマッチ等5試合が発表。

RIZINフェザー級タイトルマッチ
牛久絢太郎(K-Clann)
vs
クレベル・コイケ(ボンサイ柔術

ようやく決まったタイトルマッチ。試合間隔から考えたら、7月か9月に組めたら良かったのでは。7月では間隔が短すぎると思われるかもしれないが、両者ともこの後大晦日にも試合をすることを考えたら、10月から年末まではそれよりも短い(ので、大晦日には組まれないかもしれないが)。とにかくこの試合があるだけでイベントが成立するのは間違いない。

▼71kg契約
武田光司(BRAVE)
vs
ザック・ゼイン(アメリカ)

ゼインはハワイで行われたRIZINトライアウトで合格した選手。4月のBellatorでトフィック・ムサエフのBellatorデビュー戦の相手を務める予定だったが、非公開の理由により欠場。翌月のEagle FC47に出場し、1RKO負けで4連敗となっている。15勝13敗の32歳。トライアウトで合格した割には若くもないし、ジョニー・ケースに勝利して一躍名を挙げた武田の相手には物足りない。武田はきっちりフィニッシュして勝つ必要がある。

▼66kg契約
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン
vs
中原由貴(マッハ道場)

中島太一・山本空良と格下の挑戦を退けたケラモフだが、今回もまた門番ファイト。せめて同格クラスの堀江あたりとの対戦なら良かったが。ケラモフが次のタイトルマッチに名乗りを上げるなら、圧倒しての勝利が求められる。

▼77kg契約
阿部大治(フリー)
vs
田村ヒビキ(CARPE DIEM福岡)

実質RIZINウェルター級ランキング1位の阿部の相手は福岡のご当地ファイター枠・田村ヒビキ。41歳で、今年5月には3年ぶりの試合で修斗環太平洋王座を獲得しているが、このレベルが相手なら、阿部には圧倒しての勝利が期待される。

▼61kg契約
手塚基伸(シークレットベースドミネート/コブラ会)
vs
メイマン・マメドフ(アゼルバイジャン

アゼルバイジャン第3の男という触れ込みのマメドフだが、30歳で5勝5敗という微妙すぎる戦績。ケラモフのバーターかと思いきや所属ジムは別の模様。相手は3月の大阪大会でアラン・ヒロ・ヤマニハに一本負けしたRIZINバンタム級でも中堅以下の手塚だが、それでもマメドフには厳しい相手だろう。

RIZINと比較すると、すごくまっとうなラインナップ。一部外国人が微妙だったりとかする部分もあるが、地方大会と考えれば十分豪華なカード。この後ジモキックが何試合組まれるかわからないが、メインのタイトルマッチだけでもPPVを買う価値はある。超RIZINで法外な価格だったチケットも、先月のK-1福岡大会とほぼ同じ価格に戻っている。

当日はアブダビでROAD TO UFC準決勝が午後8時からと午後10時から行われる予定で、RIZINは終了20時~21時予定となっているため、午後8時からの部と若干バッティングする可能性がある。

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