チャトリ・シットヨートンCEO「ONEの累積赤字額3億8300万ドル(約558億円)はフェイクニュース」「3年以内に黒字化できると信じている」

チャトリ・シットヨートンCEO「ONEの累積赤字額3億8300万ドル(約558億円)はフェイクニュース」「3年以内に黒字化できると信じている」 MMA
2000社の赤字会社を黒字にした 社長のノート


ONE Championship、2021年の赤字額は1億1000万ドル(約160億円)、累積赤字額は3億8300万ドル(約558億円)(2022年10月11日)

 こちらの続報。BloodyElbowがシンガポールのACRA(会計企業規制庁)からONE Championshipの年次財務報告書のコピーを入手したところによると、2021年の赤字額は1億1000万ドル(約160億円)、累積赤字額は2021年12月31日の時点で3億8300万ドル(約558億円)と報じましたが、



 この件についてチャトリ・シットヨートンCEOがアリエル・ヘルワニ記者のネット番組『The MMA Hour』でこれらの報道をフェイクニュースと主張し「財務情報を知りたいなら、世界で最も信頼できる情報源に行くべきだと思う。ブルームバーグやフィナンシャル・タイムズもONEに関する記事を書いている。MMAのウェブサイトを見てもどうしようもないのでは? そういうレベルではなく、全体像では不正確です」と反論。しかし、ヘルワニ記者にどの部分が不正確なのかを尋ねられても具体的なことは言えず「ブルームバーグやフィナンシャル・タイムズを見てください」と繰り返すのみでした。

 BloodyElbowも巨額の赤字についてONE Championshipにコメントを求めたところ、数字自体には異議を唱えず「持続可能で収益性の高いビジネスを構築するための明確な道を進んでいると確信している」と返答してきたそうです。

 また、チャトリCEOは赤字を出しても問題ないと主張し「例えばテスラの場合、イーロン・マスクは何十億ドル失った分かりませんが、彼は負けたわけではありません。工場に投資し、新しい電池に投資し、新しい技術に投資し、生産設備の拡張に投資してますよね? それと同じことです。我々の場合は、ブランド、製品、プラットフォーム、所属選手、そして地域への投資です。なので、NBAやNFLのような規模になれば、本来、このスポーツの資産は大きな利益を生みます」とコメント。さらに「ブルームバーグやフィナンシャル・タイムズのインタビューでも答えましたが、現在の軌道からすれば、3年以内に黒字化できると信じています」ともコメントしています。続きを読む・・・
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