ウェルター級。
UFCキャリア10年のミーンズは2試合連続でのセミ。7年ぶり3連勝を達成したが、6月の前戦はケビン・ホランドにパンチで動きが止まったところでダースチョークをかけられ一本負け。KO勝利の多いハードパンチャーだったが、4年ほどKO勝ちから遠ざかっている。
UFC6勝10敗と大きく負け越しているグリフィンだが、2連続KOを含む3連勝で、ランカーへの挑戦権が与えられ、前回ニール・マグニーと対戦。1Rにパンチでダウンを奪ったが、2R以降復活したマグニーが盛り返してスプリット判定負けし、連勝ストップ。
3連勝が止まった者同士の対戦。
グリフィンが右を打ち込むが、ミーンズもパンチ・カーフを返す。グリフィンの右がヒット。右が入りミーンズダウン!パウンド・肘連打。下からホールドして凌ぐミーンズだがグリフィンがサイド。アメリカーナを狙うが、ミーンズ回転して立ち上がり脱出。ケージに押し込む。右を入れて離れたグリフィン。右で飛び込んだグリフィン。ワンツー。右ボディ。また右が顔面にヒット。残り30秒でグリフィンタックルへ。ケージでこらえるミーンズ。時間を使うグリフィン。ホーン。
1Rグリフィン。
2R。ミーンズ手を出してきた。左右の連打。一旦距離を取ったグリフィン。間合いが遠くグリフィンのパンチが届かない。グリフィンカーフキック。そこに左を合わせたミーンズ。ミーンズ飛び膝。前に出る。グリフィンタックルに入ったが切られた。距離を取るグリフィンだが、ミーンズが打撃をヒットさせていく。が、右をもらい腰が落ちた。すかさず組んでテイクダウンしたグリフィン。ガードで下から殴るミーンズだがホーン。
2Rぐらつかせたグリフィン。
3R。ミーンズパンチで出るとタックルへ。ダブルレッグ。膝を着いてこらえるグリフィン。スタンドバックを狙うが、向き直ったグリフィンが逆にダブルレッグ。テイクダウン。密着して押さえ込むグリフィン。ミーンズ立ちたいが立てない。三角を狙うがパウンドを打ち込まれる。しかし下から蹴ってミーンズ立った。グリフィン即タックルへ。ダブルレッグから尻もちを着かせる。ケージを使って立とうとするミーンズ。残り1分を切って立った。膝を入れる。テイクダウンを狙い、逆に膝を着かせたが、グリフィンしがみついて凌ぐ。ミーンズ膝。またタックルへ。こらえるグリフィンから残り1秒でテイクダウン。タイムアップ。
29-28グリフィン、29-28ミーンズ、30-27の3-0でグリフィン勝利。
2R・3Rミーンズに入れたジャッジがいるか。2Rはダウンを喫したが、手数ではミーンズだった。しかしダウン以上のインパクトはないと思うが。