UFC281:第5試合・マット・フレボラ vs. オットマン・アツァイター

ライト級。

フレボラはUFC3勝3敗1分けとまったくの五分の成績。地元ニューヨークで、魅津希など日本人選手も多く在籍するセラ・ロンゴ・ファイトチーム所属。テランス・マッキニーのUFCデビュー戦ではわずか7秒でKO負けしたが、前戦ではまたもUFCデビュー戦となるヘナロ・バルデス相手にパンチで再三ダウンを奪い、最後はパウンドで1RKO勝ち。バックボーンは柔術レスリング。

32歳で13戦全勝、UFCでも2連勝中のアツァイターだが、昨年1月、コロナ禍で組まれた試合の計量日に、隔離されたバブル空間に部外者を入れるという安全プロトコル違反を犯し一発リリース。が、1ヶ月後にUFCは決定を取り下げ、アツァイターにはセカンドチャンスが与えられた。フレボラとは当時対戦予定で、1年10ヶ月越しに実現することになった。アツァイターは約2年のブランク明けとなる。KO勝ちが10回あるストライカー。

詰めていくフレボラ。アツァイターは距離を取り様子見。ジャブを入れたアツァイター。出てきたアツァイター。右をヒット。前蹴り。飛び込んで肘を入れるアツァイター。左がヒットし一瞬ぐらついたフレボラ。パンチで出たアツァイター。ケージに詰まったフレボラだが、右アッパーから返しの左フックが顎を捕らえてアツァイターダウン!KO!

攻めて行ったアツァイターだが、逆にダウンを奪われMMA初黒星。

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