アンソニー・ジョンソンが死去、享年38



 アンソニー・ジョンソンの死去が確認されたとのこと。享年38。死因は今のところ不明。

Anthony Johnson(Sherdog)

 アンソニー・ジョンソンはアメリカ人で1984年3月6日生まれ。MMA戦績23勝6敗(UFC戦績12勝6敗、Bellator戦績1勝0敗)。ニックネームはランブル。UFCには2007年6月から2012年1月と2014年4月から2017年4月の2期に渡って出場。ウェルター級~ヘビー級と幅広い階級で活躍しました。

 2006年にMMAデビューすると3連勝し2007年6月の『UFC Fight Night 10: Stout vs. Fisher』でUFCデビュー。チャド・ライナーに僅か13秒でKO勝ちしています。ノックアウトパワーがあり勝ち方は派手ですが、戦績は勝ったり負けたりで、体重超過も頻繁にありました。2012年1月の『UFC 142: Aldo vs. Mendes』で行われたビクトー・ベウフォート戦ではミドル級に階級を上げたにも関わらず前日計量で197ポンドと大幅にオーバー、さらに1Rリアネイキッドチョークで敗れたことからUFCをリリースされました。

 その後Titan FC、WSOFらに出場。ライトヘビー級に階級を上げて、『WSOF 2』では1度だけヘビー級に上げてアンドレイ・アルロフスキーに判定勝ちしています。

 他団体で6勝0敗の戦績を残すと2014年4月の『UFC 172: Jones vs. Teixeira』で行われたフィル・デイビス戦からUFCに復帰。3連勝し2015年5月の『UFC 187: Johnson vs. Cormier』でダニエル・コーミエとライトヘビー級王座決定戦を行い3Rリアネイキッドチョークで敗れています。その後再び3連勝し2017年4月の『UFC 210: Cormier vs. Johnson 2』で再びダニエル・コーミエのライトヘビー級王座に挑戦したもののまたも2Rリアネイキッドチョークで敗れたことで引退を発表しています。

 しかし、2020年にBellatorと契約するとライトヘビー級ワールドグランプリに出場。2021年5月の『Bellator 258: Archuleta vs. Pettis』で行われた1回戦でホセ・アウグストに2R KO勝ちしています。2021年10月の『Bellator 268』ではワジム・ネムコフと準決勝で対戦予定でしたが、病気により欠場。病名は非公表でしたが、ジョンソンは2022年の復帰に意欲を見せていました。

 謹んでご冥福をお祈りします。続きを読む・・・
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