UFC248:第6試合・ショーン・オマリー vs. ホセ・キニョネス

バンタム級

プロスペクトのオマリーはUSADAの検査に引っかかり、汚染されたサプリメントが原因ということで出場停止はないものの、約2年のブランク。昨年12月にはQUINTETラスベガス大会でチームUFCとして出場し、チームPRIDEの五味にギロチンで一本勝ちしている。期待されているため、コンテンダーシリーズで勝利後、UFC初戦がいきなりセミ。が、アグレッシブに攻めたものの、ここまで2試合はいずれも後半を落としての判定勝ちと、物足りなさが残る。まだ25歳。

キニョネスはTUFラテンアメリカ決勝で敗れたが、その後は前座戦線で5勝1敗。石原夜叉坊にはパンチでダウンを奪われたが、そこからリカバリーして判定勝ちしている。打撃の手数とテイクダウン後のパウンドでポイントを稼ぎ勝利するスタイル。

前蹴りで吹っ飛ばしたオマリー。半身の構えからロー。距離を取り打撃を入れていく。飛び込んできたキニョネスに右フックを合わせて膝をつかせると、立ち際に右ハイ。スリップ気味に倒れたキニョネスだが、オマリーが間合いを詰めて鉄槌連打すると頭を抱えて打たれるのみ。レフェリー止めた。

右ハイはガードの上からだったが効いていた模様。オマリー、ようやくUFC本戦で期待に答える快勝。

 

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