ミドル級。
ソリアーノは次の試合のダン・イゲと同じハワイアンで、同じエクストリーム・クートゥア所属。UFC3勝2敗で、3勝はすべてKO勝ち。ブレンダン・アレン戦では大振りのパンチをかわされ、ミドルをもらって失速しての判定負け。ニック・マキシモフにはテイクダウンを奪われる展開で判定負け。前戦はダルチャ・ランギアムブーラからダウンを奪ってのパウンドで2RKO勝ち。
ロシアのコプィロフはセミ前に抜擢されたが、UFC戦績は1勝2敗。2連敗から昨年9月のアレッシオ・デ・キリコ戦で3Rにパンチを畳み掛けててKOし、UFCデビューから3年かけての初勝利を挙げた(デ・キリコはこの試合で引退)。ロシアのFight Night Globalミドル級王者で、アマチュアではハンド・トゥ・ハンド・コンバットの世界大会で優勝している。
パンチで飛び込んだ後にタックルに入ったソリアーノだが切ったコプィロフ。しかしソリアーノすぐに詰めてパンチで攻める。距離を取りジャブを入れるコプィロフ。ボディジャブ。ソリアーノが右を振ったが空振り。詰めてくるソリアーノに素早いパンチ連打。スピーディーな打撃を入れていく。ソリアーノも飛び込んでパンチを入れるが、こちらは単発の強打。ジャブをどんどん突いていくコプィロフ。ソリアーノタックルを狙ったが切られた。残り1分。しかしソリアーノがパンチで出るタイミングでコプィロフがタックルに入りテイクダウン成功。バックに回るが、ソリアーノが立つと深追いせず離れた。スタンドで手数を出すコプィロフ。ホーン。
1Rコプィロフ。
2R。ソリアーノひたすら左。ジャブは出さずいきなり強打を打ち込んでいく。圧をかけてケージまで下がらせる。しかしちょっと疲れ気味か。パンチのスピードが落ちている。コプィロフのスピンキックがボディにヒット。ガードも下がっているコプィロフ。ソリアーノが出たところに左ミドル。さらに左ボディ。効いた。コプィロフ連打。凌いだソリアーノだが消耗している。タックルに入るソリアーノだが倒せず。ジャブからミドル。露骨に効いた様子を見せたソリアーノ。コプィロフすぐに詰めてパンチ連打。頭を抱えて打たれ続けるソリアーノを見てレフェリーストップ!
コプィロフ2連敗からの2連勝。