ライト級。
地元のムラーキーはUFC3勝3敗。メインに出場するヴォルカノフスキーとは、お互いローカル時代に対戦経験がある(1RKO負け)。ヴォルカノフスキーと同じく、バックボーンはラグビー。15勝中10KOで、柔術も黒帯を所持。前戦は元トップランカーだが最近落ち込み気味のマイケル・ジョンソン相手に1Rにダウンを奪われたが取り返し、終盤盛り返されたがスプリット判定勝ち。
アルゼンチンのプラドはUFCデビュー戦。ナスラット・ハクパラストの代役として契約が決まった。まだ20歳で11戦全勝全フィニッシュ(5KO・6一本勝ち)の未知数の実力者で、アルゼンチン版西川大和のようなファイター。地元アルゼンチンのサムライ・ファイト・ハウスでライト級王者となっている。相手の戦績は悪くないものの、主にアルゼンチン国内の選手ばかりで、UFCレベルで戦えるかは未知数。バックボーンはテコンドー。
打撃で出るプラド。ワンツーを入れた。バックスピンキック。ムラーキータックル。テイクダウン。ハーフ。下からキムラを狙うプラドだがムラーキーがパウンド。放したプラド。ガードに。ムラーキーインサイドから肘。パウンド。ガードから三角・十字を狙っているプラドだが、ムラーキー足をサバいてパスに。パスされた瞬間に立ったプラドだがスタンドバックを取られている。またテイクダウンしたムラーキー。ハーフ。肘。プラドまた下からキムラを狙うが防いでいるムラーキー。ホーン。
1Rムラーキー。
2R。打撃戦でムラーキーのアッパーがヒット。さらにジャブ。プラドの蹴りはかわされる展開が続く。プラドタックルに。シングルレッグ。が、切って離れるムラーキー。ワンツー。右ボディ。打撃戦でムラーキーがリードしている。ジャンピング前蹴り。プラドちょっと何も出来ない。スタンドで下がり気味。またボディを入れるムラーキー。ホーン。
2Rムラーキー。
3Rもスタンドでムラーキーが打撃を当てていく展開。プラドも手を出すがヒットしていない。シングルレッグに。しかし片足でこらえて切ったムラーキー。ワンツーを出したプラドだがその後が続かない。ムラーキーのジャブをかわして左を当てたプラド。ムラーキーダブルレッグで飛び込んでテイクダウン。サイド。また下からキムラ。そのままスイープして上に。なおもキムラを極めに行くが、ムラーキー外して立った。スタンド。プラドがパンチで出るがタイムアップ。
三者ともフルマークでムラーキー勝利。
20歳のプラド、キャリア全勝全フィニッシュだったが、UFCの洗礼を浴びる。最後のキムラだけがチャンスだった。初戦を見ただけだが、早々にレベルアップしていかないと厳しいか。