ライト級。
メキシコ系アメリカ人のゴンザレス。UFCデビューはいきなり大ベテランのジム・ミラーとの対戦で、1Rにパンチでダウンを奪ったが、2R開始直後に逆にパンチを貰ってKO負け。2戦目は秒殺KOマシンのテランス・マッキニーとのとの対戦で、パンチをヒットさせた場面もあったが、テイクダウンからバックを奪われ1Rチョークで一本負けと連敗中。ローカル戦績14勝5敗と、UFCが契約するには珍しく戦績が汚い。ニックネームのゴーストペッパーは世界一辛い唐辛子のことで、ファイトスタイルとかは関係なく、昔ゴーストペッパーをかじって苦しんだからとのこと。
ピークは昨年9月のコンテンダーシリーズで2RKO勝ちしてUFCと契約しての初戦となる。28歳で7勝0敗1NC。5試合が1Rでのフィニッシュで、7勝すべてがKO勝ち。コンテンダーシリーズでは1Rにダウンを奪われたものの、相手の攻め疲れに救われ、2Rに荒っぽいパンチで攻め、最後はマウントからのパウンド・肘の連打で逆転KO勝ち。10代の時にストリートファイトを繰り返し、当初は全くトレーニングしないまま、無認可のMMAイベントで戦っていたとのこと。
大振りの右を打ち込んでいくピーク。カーフキック。ゴンザレスもパンチを返す。ピークまたカーフ。右。さらに膝から組んでパンチを入れる。が、ゴンザレスボディロックしてテイクダウン。サイドについている。マウントを狙ったところでピーク立ったがバックを取られている。しかし正対して離れた。右を入れるピーク。大振りのパンチを打ち込むがまた組まれた。首をヘッドロックに抱えたが、抜かれてバックを取られる。テイクダウンしたゴンザレス。ピーク立ったがなおもバックを取られている。ゴンザレスまた投げた。また立ったがバックを取っているゴンザレス。投げて背中に乗ろうとしたゴンザレスだが、ピーク引き剥がして正対。打撃を入れるがピークの右がヒット。しかしゴンザレスまたタックルでテイクダウン。ピーク下からキムラ。腕十字に切り替えたが、腕を引き抜かれた。背中を向けて立ったピークだがバックを取られる。正対して引き剥がした。両者大振りのパンチ。ピークの左が入り効いた!ゴンザレスダウン。鉄槌を入れるがゴンザレス立って組み付く。引きはがしてパンチを入れるピーク。ロボコンパンチ。右がヒットしゴンザレスしゃがみ込みKO!
荒くて雑な打撃だが、ヒットして連続KO記録をキープしたピーク。しかしテイクダウンディフェンスにも難があり、レベルは低かった。