ジョン・ジョーンズ 1.65
シリル・ガーン 2.35
ヴァレンチーナ・シェフチェンコ 1.16
アレクサ・グラッソ 5.60
ジェフ・ニール 4.90
シャフカト・ラフモノフ 1.20
マテウス・ガムロット 1.47
ジェイリン・ターナー 2.85
ボー・ニッカル 1.07
ジェイミー・ピケット 10.00
コーディ・ガーブラント 1.59
トレヴィン・ジョーンズ 2.45
デレク・ブランソン 2.90
ドリカス・デュ・プレシ 1.44
ヴィヴィアニ・アロージョ 1.95
アマンダ・ヒバス 1.87
ジュリアン・マルケス 2.30
マルク・アンドレ・バリオー 1.67
イアン・マシャド・ギャリー 1.15
ソン・ケナン 1.50
マーナ・マルティネス 3.55
キャメロン・サーイマン 1.33
ジェシカ・ペネ 3.30
タバタ・ヒッチ 1.36
ダモン・ブラックシア 4.90
ファリド・バシャラート 1.20
エステバン・リボビクス 3.20
ロイック・ラジャポフ 1.38
メインは怪物ジョン・ジョーンズの復帰戦にしてヘビー級転向初戦。いきなりガヌーが返上したヘビー級タイトルの王座決定戦に出場する。
ジョーンズが史上最年少でライトヘビー級のタイトルを獲得したのは12年前の3月。そこから何度も王座獲得→タイトル剥奪・出場停止を繰り返し、最後に試合をしたのは3年前の2月。9年間タイトル戦を戦って、その後3年休んでまだ35歳。
ジョーンズは過去にも何度も長期の出場停止(事件を起こしたり、禁止薬物の使用が発覚したり)期間があったが、ここまで開いたことはなかった。さらに、階級を上げての初戦となる。十分な期間があったので、完全なヘビー級の体格になっているが、増量・ブランク・加齢でどこまで動けるかは、実際に試合が始まってみないとわからない。最後の試合となったドミニク・レイエス戦もかなり僅差に詰められていたし、直近の数戦はリスクを避けた安全策の試合で、以前のように圧倒して勝つ内容ではなかった。
最初にオッズが発表された時は、JJが14年ぶりにアンダードッグとなっていたが、現在はフェイバリットに。相手のガーンがガヌーとの王座統一戦で、何度もテイクダウンを奪われ為す術がなかったことが不安視されているのか。
それを考慮に入れたとしても、普通に考えたらJJが楽に勝つとは思えない。勝つとしたら、テイクダウンからのパウンドでのTKO。しかし、ここ数戦、フィニッシュするだけの爆発力がなくなっている。長期戦になった時の消耗度も、ブランクと増量の影響でJJの方が大きいはずだ。
序盤はJJがテイクダウンで攻めるも、中盤失速して、ガーンが打撃でKOと予想。
セミはフライ級タイトルマッチ。相手はランキング6位グラッソ。グラッソはフライ級に上げてから4連勝だが、先月、ブランチフィールドが3位のアンドラージに勝ったことで、さらにランキングが下がっている。最後の相手は下位ランカーのヴィヴィアニ・アロージョで、これまでランキング5位以内の相手とは戦っていない。正直、挑戦者は現在1位のマノン・フィオロになると思っていた。
シェフチェンコも前回のタイラ・サントスにはかなり追い込まれたが、サントスに苦戦したのは四つの体勢からテイクダウンを奪われる展開となったためで、ボクシング主体のグラッソとの対戦にはその不安がない。
シェフチェンコが危なげなく判定勝ちと予想。
メインカード第1試合では、ボー・ンカルがUFCデビューする。レスリングで大学時代3度のNCAA D-1優勝、U-23世界選手権、全米選手権でも優勝し、東京五輪への出場も有力視されていたが、デビッド・テイラーに敗れて五輪出場はならず(後に、テイラーは東京五輪で金メダルを獲得している)。当時より将来的なMMA転向を考えており、トレーニングを行っていたが、オリンピック予選敗退後にアマチュアMMAデビュー。昨年6月にプロデビューすると1RKO勝ち。8月のコンテンダーシリーズでも1分少々でチョークで一本勝ち。キャリアが浅すぎるということで翌月もコンテンダーシリーズに出場し、三角絞めで勝利してUFCとの契約を決めている。
当初は昨年12月に、キャリアわずか半年でのUFCデビューが予定されていたが、負傷により今回に延期となった。相手はUFC2勝4敗、キャリア13勝8敗のピケット。試合経験は7倍もの差があるが、オッズはピケットの勝利に10倍がつくほどの大差となっている。
第1試合開始は5日7時半から。速報します。