UFC285:第8試合・デレク・ブランソン vs. ドリカス・デュ・プレシ

ミドル級。ブランソン5位、デュ・プレシ10位。

まだ王座に付く前のアデサニヤに1RKO負けしてから5連勝していたブランソン。ダレン・ティルからもチョークで一本勝ちし、あと1勝でタイトル挑戦というところまで来たが、前戦でジャレッド・キャノニアにKOされ連勝ストップ。12月にも試合が組まれていたが負傷欠場し、1年以上のブランク明けとなる。ランキング5位だが、39歳という年齢を考えると、次に負けた瞬間にタイトル挑戦の可能性はなくなってしまうか。バックボーンはレスリングとチアリーディング。

デュ・プレシは南アフリカ勢として初のUFCランカー。ポーランドのKSWでミドル級王者となり、2020年にUFCと契約すると、ここまで4連勝(1KO・2一本勝ち)。前戦はダレン・ティル相手に1Rにバックからのパウンド連打・チョークで圧倒。攻め疲れで2Rにガス欠となり盛り返されるが、ティルもまた2Rにスタミナを使い果たし、デュ・プレシが3Rチョークでタップアウトした。オッズは下位ランカーのデュ・プレシがフェイバリット。14歳から始めたキックがバックボーン。

スイッチを繰り返すデュ・プレシ。ハイをキャッチしたブランソン。前転してスクランブルで立とうとしたデュ・プレシだがブランソン押さえ込んでサイド。ハーフに。体を起こしたデュ・プレシにギロチン。そのまま引き込んで絞めようとしたが抜けた。デュ・プレシが上に。インサイドから肘を入れていく。パウンド。ブランソンワンレッグXから外ヒールへ。デュ・プレシもアンクル。ブランソンもアンクルを狙ったが、放してディフェンスへ。極めに行くデュ・プレシからバックを取る。前に落とそうとしたブランソン。落ちないブランソン。デュ・プレシ立ってスタンドに。ブランソンのパンチがヒットし効いた!ふらついているデュ・プレシ。パンチで出るブランソンにタックルに入るが、押しつぶして上になったブランソン。チョーク。真後ろではなく、向き直って外したデュ・プレシ。ケージで立ったデュ・プレシ。離れ際に肘。ホーン。

1Rブランソン。

2R。パンチで出るブランソン。デュ・プレシも右を返していくが、やや足元がふらついている。ダメージが残っているか。パンチ連打で出たブランソン。デュ・プレシ肘を入れて離れる。ブランソン前蹴りを腹に入れる。下がったデュ・プレシ。しかしパンチで出るデュ・プレシ。ブランソンの顔面に左がヒット。左を入れたデュ・プレシ。ブランソン打たれている。タックルに行くが切られた。ブランソンスタミナ切れか。パンチも大振りでかわされる。残りまだ2分あるが時計をチラ見するブランソン。デュ・プレシのパンチがヒット。ブランソンのパンチが流れたところでデュ・プレシが連打をヒット。デュ・プレシ意表をついたタックル。しかし切られた。が、スタンドでパンチがヒットし効いているブランソン。デュ・プレシも疲れているがワンツーを当てた。ケージを背負ったブランソン。足がもつれてスリップダウン。デュ・プレシインサイドから肘・パウンド連打。ブランソン動けずもろに顔面にパウンドをもらう。止めていいのでは。ホーン。

セコンドがタオルを入れていた模様でデュ・プレシ2RTKO勝利。ラスベガスではタオル無効のはずだが、いずれにせよラウンド終了時に試合放棄が認められる。

タフファイトを制したデュ・プレシ。途中パンチを効かされてピンチに陥っていたが、よく諦めなかった。

ブランソンの意識がほぼ飛んでまったくガードできずに殴られているのに止めないハーブ・ディーンは相変わらず。

タイトルとURLをコピーしました