PFL2023#01:第7試合・クリス・ウェイド vs. バッバ・ジェンキンス

フェザー級リーグ戦。

UFCでは4連勝の後現Bellatorルスタン・ハビロフ(昨日試合が組まれていたが欠場)、現UFC王者マカチェフに連敗、2018年にFAとなりPFL参戦。ライト級で修斗王者川名からギロチンで勝利したが、優勝したナタン・シュルチにスプリット判定負けで準決勝敗退。翌年は予選で2連続判定勝ちの後、またも準決勝で判定負け。3度目の2021年はフェザー級に落とし、バッバ・ジェンキンスを破って決勝に進出したが、モヴィッド・ハイブラエフに判定負けで100万ドルならず。そして昨年は優勝したブレンダン・ラウネーンに敗れて準決勝で敗退。4回連続決勝トーナメントまで勝ち上がっている。

ジェンキンスはエリートレスラーで、Bellatorで咬ませ犬を当てられ育成されていたが、2016年を最後にFAとなり、PFLには2021年から参戦。いきなり18・19年PFL優勝のランス・パーマーを破ると、連勝で決勝トーナメントに勝ち進んだが、クリス・ウェイドに判定負け。昨年はまたも予選全勝で勝ち上がり、準決勝では工藤諒司から1Rチョークで勝利したが、決勝ではラウネーンに敗れて100万ドルは獲得できなかった。

ともに決勝進出経験のある者同士の再戦。

パンチからタックルに入ったジェンキンス。ボディロックから足を束ねてテイクダウン。背中を付けないようにして起き上がろうとするウェイドとさせないジェンキンス。背中越しに腕をホールドしたジェンキンス。そのままバックマウントを狙うが、ハーフバックの体勢からウェイドが逆に上をとろうとする。しかしジェンキンススイッチでまた上を取り返す。ウェイドシングルレッグを狙うが切られた。両膝を着いたウェイドにジェンキンスが膝を放つが、顔面に当たったという判断でレフェリー止める。が、リプレイを見るとちゃんとボディを狙っている。ダメージがあるように見えるウェイドだが、合法の攻撃ならKOでは?レフェリーカメラで見ると確かに顔に当たったように見えなくもない。

同じポジションからの再開。結局リプレイ検証で問題ない攻撃だったという判断か。ウェイドがストップ後にうずくまっていたので、合法の攻撃ですぐに継続できないほどのダメージがあったならKOではと思うが。

続行。バックに回るジェンキンスハーフバックから両足フックしフルバックに。残り30秒。亀になり片膝を立てたウェイド。ゴング。

1Rジェンキンス

2R。ハイ、パンチを入れるジェンキンス。左右のパンチでウェイドをケージまで下がらせるとタックルへ。尻もちをついたウェイドだが、首をギロチンに抱える。ハイエルボーギロチン。しかし足でホールド出来ておらず、サイドに出られて外れる。亀になったウェイド。ハーフバックジェンキンスバックからパウンド。ハーフバックでホールドしているジェンキンス。ウェイド身動きが取れない。ハーフになり押さえ込んだジェンキンス。残りわずかでサイドに出てパウンド。ゴング。

2Rジェンキンス

3R開始直後のジェンキンスのパンチがアイポークになりタイムストップ。再開後すぐに飛び膝を放つジェンキンス。ウェイドもパンチで迎撃。ジェンキンスタックル。ウェイド足を掴まれて尻もちを着く。またバックに回るジェンキンスハーフバック。正対してケージを使って立ったウェイドだが、ジェンキンスすぐにダブルレッグでテイクダウン。またギロチンに抱えるウェイド。ジェンキンスが首を抜いてパンチを落としたところでタイムアップ。

判定三者フルマークでジェンキンス勝利。3点獲得。

ジェンキンスが3Rドミネイトしてリベンジ成功。ここまでフェザー級の3試合はいずれも判定決着で、トップは3点で並んでいる。

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