ヘビー級リーグ戦。
ブラジル・チームノゲイラのフェレイラは21年に初出場したPFLでは初戦でファブリシオ・ヴェウドゥムの三角絞めでタップしたが、レフェリーが見落とし、そのままパウンドで1RKO勝ちしたものの、後にノーコンテストに変更。2戦目に勝利したものの、得点不足で決勝進出ならず。昨年は初戦25秒KO勝ちで6点獲得の後、2戦目はクレイドソン・アブレウに判定負け(試合後にアブレウの禁止薬物仕様が発覚しノーコンテストに変更)。3位で決勝トーナメントに進むも、準決勝で優勝したアンテ・デリアに1RKO負けした。33歳で9勝3敗。
ロシアのクニエフは、2015年にIGFに出場し現UFCファイターのジャスティン・ウィリスに0-2判定負けしたが、その後8年間負けなし・10連勝中。昨年3月には、元UFCファイターのアンソニー・ハミルトンに1Rギロチンで勝利しEagle FCヘビー級王座を獲得している。PFLは初参戦となる30歳。12勝2敗1分け。
組んでケージに押し込んだクニエフ。太ももに膝を入れていく。引き剥がし距離を取ろうとするフェレイラだが、クニエフ追いかけていき、パンチを打ち込むとまたケージ押し込み。ボディロックからテイクダウンを狙うがこらえるフェレイラ。差し返し入れ変えたフェレイラ。ボディロックから後方に倒れ込みながら捨て身投げを狙うも倒せず。ケージを使って立った。またケージに押し込むクニエフ。ゴング。
1Rクニエフ。
2R。詰めてきたクニエフに飛び膝を放ったフェレイラだがスリップダウンし下に。下から足関。回転して外そうとするクニエフ。カーフスライサーを狙ったフェレイラだが、外れて上を取られた。ハーフ。アームロックを狙うクニエフだが、フェレイラケージを蹴ってリバースし上を取る。マウント。肩固めを狙うフェレイラ。外れたがマウントをキープ。クニエフブリッジで返した。その瞬間に腕十字を狙うフェレイラ。しかし腕を抜かれた。クニエフすぐに膝を割ってハーフに。すぐパスしてサイド。ハーフに戻したフェレイラだが、下の展開のまま抜け出せず。パウンドを入れるクニエフ。ゴング。
2Rもややクニエフ。
3R。パンチで出たクニエフ。組んでケージに押し込んだ。放してパンチを打ち込んだクニエフ。また押し込み。フェレイラ内股で投げようとしたが、投げきれず下に。バックを取らせて立ったフェレイラだが、クニエフがスタンドバックから投げてテイクダウン。クニエフマウント。パウンド。これは4点チャンス。が、クニエフも疲れがあるのか、押さえ込みキープのまま時間が過ぎる。タイムアップ。
29-28×2、30-27の3-0でクニエフが判定勝利。3点獲得。