ヘビー級5分5R。パブロビッチ3位、ブレイズ4位。
パブロビッチはUFCデビュー戦でいきなりアリスターと対戦し1RKO負け。しかしそこからは逆に5連続の1RKO勝ちでトップランカーに。連勝中はピンチに陥ることもなく、序盤に先制の打撃を打ち込んで効かせてそのままKO勝ちしている。爆発力はあるが、アリスター戦ではテイクダウンされた後にパウンドを打ち込まれると、立てないままKOされており、そこがどれだけ成長しているかのテストはされていない。30歳。
ブレイズはUFC12勝3敗1NCのハイアベレージ。負けた相手はデリック・ルイスとフランシス・ガヌー(2度)のみ。レスリングバックボーンのテイクダウン&パウンダーで、コールマン、ケアー、クートゥアから後のレスナーなど、かつては多かったが、最近は少ない。ルイスにはタックルに合わせたカウンターのアッパーでKO負けしたが、ジャルジーニョ・ホーゼンストライクにはテイクダウンから塩漬けにして判定勝ち。クリス・ドーカスはスタンドのパンチでダウンを奪いパウンドでKO、前戦のトム・アスピナル戦は序盤で放ったアスピナルのローをカットしたところでアスピナルが足を負傷し15秒でTKO勝利。
ともに王座挑戦経験がないもの同士。JJは元王者のスティーペ・ミオシッチとのタイトルマッチが濃厚だが、11月のニューヨーク大会になるという情報もあり、勝ってもすぐにタイトル戦が回って来そうにはない。
右を入れたパブロビッチ。飛び込んだパブロビッチだが、ブレイズの右もヒットしている。パンチで出るパブロビッチ。ガード無視でパンチを貰いながら出ていく。ワンツー。ブレイズカーフキック。ワンツーがヒットしブレイズダウン!すぐ立った。ダメージは無さそうに見える。ジャブが入りぐらついたブレイズ。ケージに詰めてパンチのラッシュ。しかし荒い。仕留めきれず。ブレイズタックル。切ったパブロビッチ。パンチで出る。ジャブがヒット。またジャブが入る。出ていくパブロビッチ。アッパー!効いた!パンチを打ち込むとブレイズしゃがみ込むようにダウン!パウンド連打!KO!
パブロビッチ、6連続1RKO勝利。しかし今回もテイクダウンされた後の対処はわからないまま終わってしまった。