UFC on ESPN+81:第8試合・ジュリアン・エローサ vs. フェルナンド・パディーヤ

フェザー級

エローサはUFCと3度契約し、最初の2回は1勝も出来ずリリースされたが、3回目の今回は5勝2敗と勝ち越し。堀江を下しているハキーム・ダオドゥからも判定勝ちしている。UFCデビュー戦で敗れた夜叉坊がリリース後にローカルで苦しんでいるのと対照的に、すっかりUFCに定着した。前回はランキングから外れたばかりの大ベテラン・アレックス・カサレスと対戦し、勝てば4連勝でランカー挑戦の可能性が高かったが、1Rに左ハイでダウンを奪われパウンドでKO負け。ランカー手前の壁は厚かった。33歳。

メキシコのパディーヤUFCデビュー戦。2021年のLookin' For a Fightで2RKO勝ちしてUFCとの契約を決め、10月には初戦が組まれていたが、ビザの問題で試合が出来ず、それが解決するまでほぼ2年のブランクが開くことになった。長身・細身のストライカーだが、安易に下になりがち。下からは長い手足を使ったラバーガードで攻めるものの、対策されていると厳しい。26歳。

パンチで出るパディーヤ。エローサジャブ。パンチを打ち込むが、パディーヤの左もヒット。パディーヤの連打がヒット。下がるエローサをケージまで追って右を入れると膝から崩れたエローサ。タックルに入るが切られた。さらに右をもらいダウン。すぐ立ったエローサだがレフェリー割って入りストップ。

ストップに納得いかないエローサだが、2発目をもらった時の崩れ方が良くなかったか。

パディーヤ、ブランク明けのUFCデビュー戦で1RKO勝ち。直近で勝ち越している、もうすぐランクインレベルのエローサに勝ったのは大きい。

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