UFC288:第10試合・ジェシカ・アンドラージ vs. ヤン・シャオナン

女子ストロー級アンドラージ4位、シャオナン6位。

アンドラージは2年前にヴァレンチーナ・シェフチェンコのタイトルに挑戦し敗れてから、フライ級で2戦、ストロー級で1戦して3連勝していたが、前回はフライ級でタイラ・サントスの代役として急遽エリン・ブランチフィールドと対戦したが2Rチョークで一本負け。フライ級ではタイトル挑戦からは一歩後退した。ストロー級では4年前に現王者ジャン・ウェイリーに42秒でKO負けして王座から陥落している。

シャオナンはUFCデビューから6連続判定勝ちしていたが、カーラ・エスパルザとマリーナ・ホドリゲスに連敗。前回は初めてメインに抜擢され、マッケンジー・ダーンと対戦。タックルを切り打撃を入れる展開で優勢だったが、最終ラウンドにダーンの猛攻を受け、ジャッジ1者がダーンに10-8をつけドローとするギリギリの内容で2-0判定勝ち。今回、トップランカーのアンドラージに勝てばタイトル挑戦のチャンスがあると思うと語っているが、連敗の内容が悪く、フィニッシュもないので、今回の勝ちのみでは微妙か。2年前からチーム・アルファメールに移籍しトレーニングを積んでいる。

打撃を入れていくシャオナン。アンドラージは距離を詰め左右のパンチを振り回すが、リーチにまさるシャオナンが距離を取りかわす。カーフキック。アンドラージが出て打撃を出すが空振り。右を入れたシャオナン。アンドラージはパンチを振り回して出るが、また右をもらった。左右のフックで出るアンドラージだが空振り。そして右をもらう。カーフキック。アンドラージ飛び込んでいくがカウンターの右をもらってダウン!シャオナン鉄槌!レフェリー止めた。

シャオナンが作戦を完璧に遂行しての勝利。UFC8勝目で初のフィニッシュでの勝利。

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