DEEP113:セミファイナル・大原樹理 vs. 上迫博仁

ライト級タイトルマッチ5分3R。

RIZINルイス・グスタボに秒殺KO負けした大原。2月に韓国のブラックコンバットとの対抗戦に出場し1RKO勝ち。8年前にフェザー級で対戦した際には上迫が1RKO勝ちしている。

フェザー級王者上迫は2019年のRIZINライト級GPに出場し一回戦でルイス・グスタボにKO負け。さらに矢地にも3R残り30秒でサッカーボールキックでKOされ逆転負け。パンクラス松本光史にも敗れ3連敗となったが、昨年7月には久々のDEEP参戦で北岡にスプリット判定勝ち。12月には前挑戦者の石塚にサッカーボールキックでKO勝ち。

ミドルを入れた大原。上迫の右フックがヒット。上迫の蹴りに大原が右をヒット。おお大原の右ストレートで上迫尻もちダウン!間髪入れずサッカーボールキック!離れようとした上迫にパンチを打ち込むと、立ち際にさらにサカボ。しかし上迫なんとか立ち上がって離れた。追いかけてくる大原にパンチをヒットさせる上迫。大原左ハイ。ブロックした上迫。ダウンのダメージは抜けているか。詰める大原。上迫サークリング。左右のフックを振る上迫。ゴング。

2R。上迫カーフキック。またカーフ。またまたカーフ。大原ミドルを返す。大原ジャブから左ハイ。大原のワンツーはかわした上迫。上迫シングルレッグ。足を抱え上げてケージまで押し込むと飛び蹴りを入れた。このラウンドは両者ヒット数がすくないまま残り1分半。上迫タックルへ。切った大原。左ハイ。ワンツーを入れる上迫。大原が出たタイミングで上迫タックルで倒すとパウンド。大原も下から鉄槌を返す。ゴング。

1R大原、2R上迫。しかし1Rが10-8ついているとすると、3R上迫が取ってもイーブン。少なくとも1Rの大原以上のダメージを与える場面が必要となる。

3R。蹴りを入れていく大原。右を入れる上迫。シングルレッグのフェイントを見せる上迫。左右のパンチを入れた上迫。突っ込んできた大原にタックル。テイクダウンすると押さえ込まずパウンド。大原立った。ミドルを入れていく大原。大原のハイをキャッチした上迫がテイクダウン。バックに付いた。スクランブルで逃れようとする大原だが突いていく上迫。大原立ってスタンドバック。正対する大原。上迫離れた。残り1分。上迫タックル。シングルレッグ。こらえて肘を入れる大原だが、残り10秒で上迫大内テイクダウン。肘。タイムアップ。

1Rが10-8か10-9か。

29-27大原、29-28上迫、29-28上迫、28-28マスト大原、28-28マスト大原。

5ジャッジを失念し、3人目の時点でケージに上がって勝利アピールした上迫…。

1R10-9つけたジャッジは上迫、10-8つけたジャッジはイーブンだが、よりフィニッシュに近い大原をマスト判定で勝者にした。やはり上迫はフィニッシュに近い攻めが2R・3Rに必要だったということになるが、2者は29-28上迫なので際どかった。

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