UFC on ESPN+81:第2試合・ナタリア・シウバ vs. ビクトリア・レオナルド

女子フライ級。

シウバはブラジルでジャングルファイトフライ級王座を獲得しUFCと契約。負傷でなかなか試合ができなかったが、昨年6月に2年半のブランク明けでUFCデビュー。柔術・テコンドーがバックボーンで、初戦は打撃の手数で上回っての判定勝ち。2戦目はUFCデビュー戦のテレザ・ブレダグラップリングに苦戦したが、最後はブレダのタックルにカウンターでバックスピンキックがヒットしてのKO勝ち。26歳。

レオナルドは2021年1月のUFCデビュー戦では、本来ナタリア・シウバと対戦予定だったが、シウバが欠場。代役のマノン・フィオロにKO負け。2戦目もメリッサ・ガトにスタンド・グラウンドの全局面で押される展開で、最後は手首の負傷によりTKO負け。後がない前戦は、UFC0勝1敗のマンディ・ブーム相手に組んでケージ押し込みを繰り返して判定勝ち。ブームは先週UFC4連敗中のキム・ジヨンに判定勝ちしたが、ジヨンに2点の減点があっての勝利であり、実力的にはUFC最下層レベル。33歳。

オッズは今大会一番の大差でシウバがフェイバリット。

プレスするシウバ。左右のパンチから左ハイ。ワンツーがヒット。またワンツー。左ハイ。入って行けないレオナルド。出てきたレオナルドにワン・ツー・スリーがヒット。レオナルド尻もちダウン。すぐ上になろうとするシウバにレオナルドタックル。がぶられたが立った。しかしすぐ詰めるシウバ。パンチを入れる。左がヒット。もらって頭を抱えたレオナルドを見てレフェリー止めた。

シウバ、スタンドで顔面のディフェンスがやや甘いのが気になるが、それ以上の攻撃力で圧倒。ランキング入りするだけの実力は間違いなくあるので、あとは上位相手にどこまでできるか。

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