Road To UFCシーズン2エピソード3:第3試合・丸山数馬 vs. キム・サンウク

ライト級トーナメント一回戦。

丸山は日本人で唯一、公募にメールで募集した中から選出された選手とのこと。他の選手はUFCがもともとチェックしていた選手だったり、マネジメントから推薦された選手ということか。鹿児島出身で、主戦場はパンクラスだが、ウェルター~ライトではなかなかチャンスがなく、合間に台湾やオーストラリアなどでも試合をしている。2019年に高木健太に1RKO負けするとライト級に戻し、そこからパンクラスで3連勝。海外のマネジメント会社と契約し、昨年3月にカナダのBTCに出場したが、地元選手に判定負けした。この戦績での抜擢は意外すぎるし、オッズでも日本人で唯一アンダードッグになっているが、下馬評を覆せるか。30歳。

韓国のサンウクはキム・ドンヒョンのチーム・スタンガン所属。Angel's FCを主戦場とし、AFCでは昨年9月にウェルター級タイトルを獲得すると、9月には階級を下げてライト級王座決定戦にも出場したが、スプリット判定負けで獲得ならず。先月行われたHEATとの対抗戦では、昨年の全日本アマ修斗ミドル級優勝の山田聖真からテイクダウンを奪い、マウントを取って圧倒しての判定勝ち。が、山田はプロデビュー戦だったことを考えると割り引いて考える必要があるか。8勝2敗だが、8勝はすべてウェルターで、2敗がライト級での試合。29歳。

丸山が詰めていくとサンウクがカーフキック。サンウクのタックルと丸山のローが同じタイミングでぶつかり、丸山がぶぶってパウンド。サンウク立って離れた。丸山が詰めていく。ボディストレート。サンウクはカーフ。今度は丸山がタックル。ケージに押し込んだ。腹に膝。押し返したサンウク。離れる。サンウクのローに合わせてタックル。倒しかけたが、サンウク先に起き上がりがぶった。ダースチョーク。がっちり入っている。ほどけない丸山。足をホールドして絞めると丸山タップ!

最後の展開までは悪くなかったように見えた丸山だったが…。

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