UFC on ABC5:第1試合・コーディ・ブランデージ vs. セドリケス・ドゥマス

ミドル級。

UFC2勝3敗のブランデージ。緊急UFCデビューで判定負けした後、2試合連続フィニッシュ勝利の後、2試合連続でフィニッシュ負け。バックボーンはレスリング。今回もプナヘレ・ソリアーノの代役して9日前に緊急出場が決まった。29歳。

ドゥマス3月のUFCデビュー戦で2Rチョークで敗れ0勝1敗ながら、フロリダ在住のためメインカードに登場予定だったが、相手が3勝3敗のプナヘレ・ソリアーノからブランデージに変更となったことで第1試合に。あまり変わらない気がするが。キャリア全勝でコンテンダーシリーズに出場し、木下憂朔と同日にギロチンで秒殺一本勝ちしてUFCと契約。が、今年3月のデビュー戦は0勝2敗のジョシュ・フレムドに打撃で劣勢となり、2Rにチョークを狙うチャンスがあったが前に落ちてしまい、そこをギロチンに捕らえられ一本負け。木下同様、UFC最下層の相手に洗礼を浴びた。27歳。

ブランデージローを放つといきなりタックル。テイクダウン。上になるが、ケージ際で上半身を起こしたドゥマスの首を抱えてギロチンで引き込もうとして、すっぽ抜けて下に。ブランデージ、クローズドガードで下からホールドするのみ。逃げる動きがない。ドゥマスは密着したまま肘やパウンドをコツコツと入れる。このままだとみすみすラウンドを落とすことになるブランデージだが動きなし。ようやく下から腕を抱えて腕十字を狙ったがブランデージだが、足をサバかれてパスされる。しかしパスされ際にタックルに入り上に。残りわずかでまたギロチンを狙ったブランデージだが、また抜けて下に。残りわずかでドゥマス上からパウンドを落とす。ホーン。

1Rドゥマス。ブランデージ、下になると動きがなく抱えるだけ。その割にリスキーなギロチンで下になりたがる。

2R。ブランデージタックルに入るが距離が遠く切られた。バックに回ったドゥマス。バックマウント。ブランデージ亀で耐えるのみ。足のフックを一本外そうとしたが、ドゥマスチョーク。が、フックを解除したことで正対して外した。タックルに。が、切られて止まりバックを取られる。また両足フックされる。またチョークに入るが、ブランデージまた正対して外した。しかしまた亀に。またチョークに入るがズレている。ホーン。

2Rドゥマス。

3R。ブランデージタックル。ケージに押し込みダブルレッグ。両足を束ねてテイクダウン。またギロチンに抱える。フィニッシュが必要ではあるが、ここまで決まる気配がないが…。立ったドゥマスだが、ブランデージ引き込んで胴絞めで絞める。が、やっぱりスッポ抜けた。またガード。そしてまた何となく下から抱えるだけ。下から腕をアメリカーナに捕らえて腕十字に移行しようとするが入れず。残り30秒。諦めたのか、下からコツコツ殴るだけのブランデージ。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でドゥマスUFC初勝利。

ブランデージ、下で何もしなさすぎ。ファイトIQも低いし覇気がなかった。3連敗だしリリースか。

ドゥマスも何が良かったというわけでもなく、勝手にブランデージが自滅して、下で動き無く負けてくれてた。

ブランデージに1ポイントだけ入ったのは3R。

 

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