ライト級。
ムラーキーは今日初のオーストラリア勢。UFC4勝4敗。元はラグビーの選手だったが、14歳の時にラグビーのオフシーズンにMMAを始めた。21歳でプロデビューすると、9試合連続フィニッシュ勝利で、AFCフェザー級王座決定戦に出場したが、そこで現UFCフェザー級王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーと対戦し1RKO負けでMMA初黒星を喫している。16勝のうち10KO・3一本勝ち。身長はライト級では小柄な173cmだが、リーチは188cmある。29歳。
カナダのマクデッシはUFCデビューから13年で、これが20試合目。ここまで11勝8敗。うち半分が地元カナダでの試合。6歳からテコンドーを始め、ジュニアオリンピックで金メダルを獲得している。19歳からは松濤館空手も学び、キックでプロデビュー。22戦全勝の戦績を残したが、カナダではキックで生計を立てるのは難しく、MMAに転向し23歳でプロデビュー。2年でUFCと契約を果たした。ムラーキーと同じく身長173cmだが、こちらはリーチも173cm。38歳。
ジャブを入れたムラーキー。ミドル。マクデッシもミドルを返す。マクデッシも蹴りを返すが、間合いが遠く届かない。飛び込んだマクデッシに左を入れたムラーキー。カーフ。マクデッシの打撃は空振る。ワンツーからカーフ。ジャブが顔面の捕らえる。マクデッシのミドルは空振り。飛び込むがムラーキーバックステップでかわした。残り1分。マクデッシ飛び込んでワンツーヒット。ホーン。
1Rムラーキー。マクデッシはまだ距離の設定が掴めていない。
2R。右を打ち込んだムラーキー。インロー。マクデッシ蹴り足を掴んで倒したが、グラウンドには行かず立たせた。詰めてきたマクデッシだが、距離が詰まるとパンチを入れるムラーキー。マクデッシのバックブローはブロック。距離を取り蹴りを入れていくムラーキー。蹴り合いからマクデッシの右が入りムラーキーダウン気味に倒れた。立ち上がるが詰めていくマクデッシ。パンチで攻める。ホーン。
2R終盤のダウンでマクデッシ。そこまではムラーキーペースだったが。
3R。圧を強めるマクデッシ。入ってきたところにパンチを合わせるムラーキー。ムラーキー下がらず打ち返していく。ジャブから右。飛び膝。しかし着地に右を打ち込んだマクデッシ。距離が詰まり、マクデッシの打撃も当たるようになってきた。口から流血しているムラーキー。ワンツー。マクデッシの右をかわしたが返しの左がヒット。ムラーキー詰めてパンチを入れる。マクデッシ飛び込んでワンツー。また距離を離したムラーキー。マクデッシのkラブリが増え始める。詰めるマクデッシだが、左右にステップするムラーキー。ムラーキーの右をかわして左を入れたマクデッシ。ムラーキーの蹴りをキャッチして倒したマクデッシだが、深追いせず立たせた。詰めるムラーキー。マクデッシのパンチがヒット。タイムアップ。
三者29-28でムラーキー勝利。
序盤は距離を取り優勢に進めていたムラーキーだったが、2Rにダウンを奪われてからは拮抗。僅差だった。
マクデッシは3R手数でも上回っていたが…。
メディアのジャッジは8割以上がマクデッシ支持。