RIZIN.44:オッズ/予想と展望

いつも通りMMAの試合のみ。

征矢貴 3.40
ラマザン・テミロフ 1.33

5月に対戦する予定だったが征矢が欠場し、代役の浜本キャットがテミロフと対戦。テミロフが1RKO勝ちしている。倒す力はあるが、パンチは大振りだった。征矢相手にどこまでできるかで実力が測れる。

征矢判定勝ち。

シビサイ頌真 1.36
ヤノス・チューカス 3.20

昨年10月にスダリオに2RKO負けしたチューカス。ルーマニアでは負け知らずとの触れ込みだったが、1Rで早くもスタミナ切れしており、レベルは低い。

シビサイ一本勝ち。

中島太一 1.74
岡田遼 2.05

中島は昨年4月に階級上のフェザー級でケラモフと対戦し、マウント三角で落とされ一本負け。今年4月にはパンクラスバンタム級王座の防衛戦を行ったが、相手が全く攻めずにほぼ何もしないままの判定勝ち。

RIZINバンタム級GPで敗れ、修斗の防衛戦でも安藤に敗れてタイトルを失った岡田。自分のジムもオープンし、セミリタイアしたかと思われたが、現役続行。

守るものが無くなった岡田がアグレッシブに攻めてくるようだと面白い試合になりそう。中島判定勝ち。

福田龍彌 1.49
山本アーセン 2.65

復帰戦はレスリングのコントロールのみで勝利したアーセンだが、RIZINルールでは15分コントロールしても、一発ダメージがあるとみなされる打撃をもらえば判定では勝てない。ただコントロールするだけではなく、削っていかないと、福田クラスに勝つのは難しい。

福田判定勝ち。

摩嶋一整 1.95
横山武司 1.80

グラップラー同士は案外打撃戦になる…というのはこの試合では無いと思いたい。グラウンドの展開なら押さえ込む摩嶋か、極める横山かで、どうなるかわからないが。

摩嶋判定勝ち。

中原由貴 2.14
白川陸斗 1.74

昨年大晦日に鈴木千裕相手に優勢に試合を進めていながら一発逆転KOされた中原。これまでの対戦相手のレベルを考えると、白川とは力の差があると見ていたが、2年ぶりの試合となる白川がどこまで成長しているか。

中原判定勝ち。

スダリオ剛 1.29
トッド・ダフィー 3.75

ダフィーは2015年にUFCフランク・ミアに敗れてから4年ぶりの試合がアイポークで1Rノーコンテスト。そこからさらに3年半ぶりとなる今年2月にKSWで復帰戦を行ったが、ヘビー級王者のフィリップ・デ・フライに1RKO負け。8年間でこの2試合のみしかしておらず、現在の実力が不明だが、自力はあるので意外と強くても驚かない。

スダリオKO勝ち。

追記:ダフィーがパスポートのトラブルにより来日できず中止。来週の名古屋大会へのスライドを検討しているとのこと。

スパイク・カーライル 1.38
堀江圭功 3.00

フィジカルの強さを評されることが多い堀江。階級を上げた初戦が外国人相手となるが、パワー差が影響するかどうか。フィニッシュ負けがなくしぶといカーライルが、武田戦のように攻められつつも一発で逆転を狙う展開になりそう。

カーライル一本勝ち。

牛久絢太郎 1.67
萩原京平 2.20

一発効かせる打撃を入れれば、倒せなくても判定勝ちできるRIZINルール向きの萩原。牛久が優勢に試合を進めたとしても、フィニッシュがないだけに、最後までどうなるかわからない。個人的には牛久が引き込みから極めて朝倉戦の汚名返上をする場面が見られたら熱いが。

牛久判定勝ち。

クレベル・コイケ 1.24
金原正徳 4.24

今大会一番の大差のオッズ。しかし金原にも十分勝機があると見る。クレベルは不用意に打撃をもらうことが多いので、スタンドでいいパンチが入ればわからない。一方、クレベルが勝つ場合も、まず打撃でダメージを与えてからか。

予想はクレベル一本勝ち。

24日14時開始。当日はパンクラスの速報をするため、感想は夜になります。

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