女子ストロー級。コバルケビッチ15位。
コバルケビッチはかつてヨアンナのタイトルに挑戦するところまでいったが、その後泥沼の5連敗。連敗中には甲状腺の病気も判明し、治療のために一時はベジタリアンとなっていた。しかし現在は3連勝と復調を見せつつあり、ランキングにも復帰。UFC戦績も8勝7敗と勝ち越しに。前戦は村田と対戦したデモポロスとの対戦で、スタンドで打ち勝ち、テイクダウンも防いで判定ながら完勝。バックボーンはムエタイ・クラブマガ。女子ストロー級で3番目に年長の37歳。
ルーマニア出身でカナダ在住のベルビダ。UFCではフライ級で2連敗した後、ストローに落として2勝1敗。勝った相手は先週魅津希と対戦したハンナ・ゴールディ(UFC1勝4敗)と前戦のマリア・オリベイラ(1勝3敗)。前戦は地元カナダの試合で、スタンドの手数で上回り判定勝ち。ケンポー・キックではアマチュアで世界選手権優勝、空手ではルーマニア王者となっている。27歳。
右をヒットさせたコバルケビッチ。首相撲から膝を入れる。アッパー。積極的に打撃で攻めるコバルケビッチ。また首相撲。ベルビタ首投げで投げたが、袈裟固めから首を抜かれてバックマウントを取られる。上になりマウントに移行。ベルビタ反転して上に。コバルケビッチ立ってスタンド。また首相撲から膝を入れる。四つに組んだが、ベルビタは腰を引いてテイクダウンを防ぎつつ腹に膝を入れていく。離れ際にヒジを入れたコバルケビッチ。パンチをボディに入れるコバルケビッチだが、ベルビタも首相撲から膝を返す。ちょっとフィジカルで押されて消耗してきたコバルケビッチ。ベルビタが押し始める。コバルケビッチ首相撲からケージに押し込むとボディロックからテイクダウン。ホーン。
1Rコバルケビッチ。しかし終盤やや失速気味に。
2R。先に手を出していくベルビタ。コバルケビッチ四つに組んでボディロック。テイクダウン狙い。ケージでこらえたベルビタ。シングルレッグに切り替える。しかし切ったベルビタ。アッパーを打ち込むコバルケビッチ。ジャブ、ボディジャブを入れるベルビタ。ジャブを当てていくコバルケビッチ。ワンツー。ジャブからアッパー。ボディ。コバルケビッチ手数を増やして来た。ケージに押し込みテイクダウンを狙ったが、ベルビタが入れ替えて差し返す。押し込んで膝を入れるベルビタ。アッパーを入れたコバルケビッチ。ベルビタの蹴りをキャッチしてそのままボディロック。しかしベルビタ投げた。テイクダウン。コバルケビッチ下から殴る。ホーン。
最後に下になったが、そこから攻めさせなかったのでややコバルケビッチのラウンド。
3R。どんどん手数を出していくコバルケビッチ。ベルビタの蹴りはキャッチしてテイクダウンを狙う。右ボディを打ち込む。コバルケビッチ組んでボディロック。しかしケージでこらえたベルビタ。離れる。コバルケビッチのアッパーがヒット。もらったベルビタ後退。なおもアッパーを打ち込むコバルケビッチ。手数を止めない。ベルビタも返しているが、コバルケビッチの勢いを止められない。アッパー。ベルビタの打撃はしっかりかわして反撃を入れるコバルケビッチ。タイムアップ。
三者フルマークでコバルケビッチ勝利。5連敗の後4連勝。