フェザー級。ユサフ11位、バルボーザ13位。
ナイジェリア出身のユサフは初メイン。UFCデビューから4連勝し、同じくUFCデビューから7連勝しているアーノルド・アレンとのUFC無敗対決が組まれたが、1Rにアレンのパンチでぐらつき、2R以降はテイクダウンは取られなかったものの、タックルからケージに押し込まれる展開で僅差の判定負けを喫してUFC初黒星。その後、ランク外で5連勝していたアレックス・カサレスとの対戦では打撃で上回る判定勝ち。前戦はギガ・チカゼとの対戦だったが、チカゼ欠場により直前の代役としてUFCデビュー戦のドン・シェイニス戦に変更となり、1Rギロチンで楽勝。ここまでUFC6勝1敗だが、ランカー相手の勝利は当時15位のカサレス戦のみ。ナイジェリアでは一夫多妻制の家に生まれ、4人の母親と15人の兄弟がいる。30歳。
ストライカーのバルボーザはライト級でランキングにまで入ったが、上位ランカー相手には分が悪く、フェザーに落とすも、当初はフェザー級にアジャストできず、ダン・イゲ、ギガ・チカゼ、ブライス・ミッチェルらに敗戦。シェイン・バーゴスにKO勝ちして一桁ランカーとなっていたが、じわじわ下がってきている。前回はランク外のビリー・クアランティーロ相手に久々に良い打撃を見せ、タックルに合わせたヒザで1RKO勝ちした。ようやく体や戦い方がフェザー級にアジャストしてきたのかもしれないが、もう37歳で、ランカーではジョシュ・エメットに次ぐ2番目の年長。
パンチで序盤から出ていくユサフ。打たれて下がるバルボーザ。右をもらった。ミドルを入れたバルボーザだが、また右をもらいダウン!すぐに立って距離を取るバルボーザだが、すぐに追っていくユサフ。右をもらいぐらついているバルボーザ。グロッキー。ふらつきながら距離を取るバルボーザだが、追っていくユサフが右を入れる。首相撲に捕らえるユサフ。肘。ユサフボディロックからテイクダウン。ガードを取るバルボーザだがインサイドから肘を入れるユサフ。下から足をすくったバルボーザだが、ユサフ上をキープ。肘。またガードに戻すバルボーザ。クローズの足を割ってハーフにしたユサフが肘・パウンド。残り1分。パウンド・鉄槌。バルボーザ足関。しかし外れて足を抜かれる。ユサフ上から鉄槌。ホーン。
1Rユサフ。10-8あってもおかしくない。
2R。バルボーザロー。しかしふらつき気味でダメージが抜けていない。また距離が近くなった。ジャブを入れるユサフ。バルボーザボディからバックスピンキック。クリンチしてケージに押し込むユサフ。離れたバルボーザ。ジャブで出るユサフ。ユサフ首相撲。ボディを入れたバルボーザだがケージに押し込んだユサフ。膝の打ち合い。引き剥がしたバルボーザ。ユサフの右フックがヒット。バルボーザ左ボディ。ユサフちょっとペースが落ちたか。手を出し続けるバルボーザ。右がヒット。ケージに詰めてきた。左ボディを入れるバルボーザ。スピードがなくなってきたユサフ。ケージまで下がらせて前蹴りを入れるバルボーザ。バルボーザ左右のボディ。左ミドル。ホーン。
2Rはややバルボーザ。ユサフスタミナ切れか、1Rにスタミナを使ったのであえて休んだのか。
3R。ユサフまた出てきた。バルボーザ左ボディ。首相撲に捕らえるユサフをケージに押し込む。離れた。左ボディ。強烈。しかしユサフ出ていく。ケージに押し込むバルボーザ。離れた。動きは落ちているバルボーザだが、まだパンチの威力は健在。左ボディ。ユサフは手数が減った。バルボーザが詰める。ケージを背負わせてワンツー。左ボディをさかんに打ち込む。そして左ミドル。手数で押されているユサフ。手数で負けているユサフ。ようやく前に出てきた。しかしバルボーザのボディをもらい止められる。バルボーザバックスピンキック。かすめるようにヒットし効いた!バックに回ったバルボーザがパウンド。立とうとしたユサフをまた寝かせて殴る。ユサフなんとか立った。スタンドバックでホーン。
3Rバルボーザ。
4R。ユサフ回復したか。ジャブで出るが、バルボーザもジャブを返す。左ミドル。ユサフのジャブをブロックしつつ、左ボディを入れたバルボーザ。ユサフ首相撲。バルボーザケージまで押し込んだ。離れる。バルボーザワンツー。ユサフタックル。切られた。バルボーザも性もうしているが、ジャブを足し続ける。そして左ミドル。ケージに詰めたバルボーザ。左アッパー。ユサフもパンチを返した。四つに組んだユサフがケージに押し込むが、バルボーザ引き剥がした。残り1分。ユサフ左右のボディ。左ミドルを入れたバルボーザ。さらに左右のパンチ。ホーン。
4Rもバルボーザ。
5R。ジャブの刺し合い。ヒットするのはバルボーザ。右がヒット。首相撲にt五ラ得たユサフに左右のパンチを入れる。離れた。右ボディから左フック。ジャブ。バックスピンキックをボディに入れた。右ボディから左フック。手数で押す。常に先手を取るバルボーザ。ユサフも返しているが手数では負けている。右ボディから左、さらに左ボディ。バルボーザ四つからテイクダウン。ユサフケージまで移動して立ったが消耗している。ケージに押し込むバルボーザ。押し込みながら膝を入れるとまた外掛けテイクダウン。ユサフ立ったがスタンドバック。最後にまたテイクダウン。タイムアップ。
バルボーザ、最後は組みの引き出しも開けて総力戦で戦いきった。
49-46、48-46、48-46の3-0でバルボーザ勝利!
1RはKO寸前だったが、そこから良く蘇った。