UFC294:メインイベント・イスラム・マカチェフ vs. アレキサンダー・ヴォルカノフスキー

ライト級タイトルマッチ5分5R。

マカチェフにとっては2月に続いて2試合連続でのヴォルカノフスキーとの防衛戦。タイトル獲得まで5連続フィニッシュ勝利していたマカチェフだが、ヴォルカノフスキー戦では何度か組んでバックを奪うもそこから攻めきれず、5Rにはパンチを効かされて、最後はなりふり構わず引き込んで勝ち逃げを狙っての防衛。勝ったが、最後に優勢だったのがヴォルカノフスキーということもあり、ヴォルカノフスキー強しの印象が残る試合だった。実際、P4Pのランキングでも、敗れたヴォルカノフスキーが1位をキープした(現在はヘビー級王者になったJJが1位)。

マカチェフはUFC2戦目でKO負け(敗れた相手はDREAMに参戦したアドリアーノ・マルチンス)。そこから12連勝中で、現在継続中の連勝記録としてはUFC最多。勝てば、引退した同門のハビブの13連勝に並び史上3位タイとなる。31歳。

ヴォルカノフスキーはマカチェフ戦で敗れた後、7月に暫定王者にヤイール・ロドリゲスとの王座統一戦に出場し、3RTKOで防衛および王座統一に成功。フェザー級での連勝記録を史上2位の11に延ばしている(1位はホロウェイの13連勝)。この試合が発表される直前に、来年1月のイリア・トプリアとのフェザー級王座防衛戦が決定したとの報道があったが、ヴォルカノフスキーは1月のトプリアとの防衛戦も行うつもりと発言している。35歳。

前手で距離を測る両者。マカチェフはミドルで牽制。左ハイ。インロー。マカチェフタックル。しかし足に組み付くことは出来ず。四つに組んでケージに押し込むが、ヴォルカノフスキー入れ替えた。パンチ・膝を入れるヴォルカノフスキー。首相撲に切り替えたマカチェフ。膝。ケージに押し込んだヴォルカノフスキー。離れた。マカチェフ左ミドル。左ストレート。じわじわ詰める。マカチェフ左ハイ!テンプルにヒットしヴォルカノフスキー効いた!鉄槌連打!レフェリーストップ!

試合後、ゲイジーオリベイラのどちらと戦いたいか聞かれ、誰とでも戦うとコメント。

ヴォルカノフスキーは予定通り1月に防衛戦をするつもりとのこと。

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