PANCRASE339:第4試合・糸川義人 vs. 岡田拓真

フェザー級。糸川10位。

昨年プロデビューしネオブラ優勝した糸川だが、今年はランカーの名田にいきなりダウンを奪われ、後がなくなった3Rに逆転を狙って出ていくも、逃げ切られて判定負けで初黒星。さらに7月には実力者平田直樹に1Rテイクダウンからマウントを奪われてパウンド・肘で削られ、2Rにもマウントを取られると、肘・パウンドでKO負けした。バックボーンは柔道。21歳。

岡田は今年6月にプロデビューすると、同じデビュー戦の上田からテイクダウン→スタンドで背中に乗ってのチョークで一本勝ち。8月に組まれた2戦目では、プロ3勝1敗の望月から常にポジションを奪い、一本狙いは凌がれたものの判定で完勝。ネオブラには出場しなかったが、3戦目でランカーへの挑戦権を掴んだ。こちらも柔道バックボーン。27歳。

糸川左ハイ。詰めて右ハイを放ったが空振り。ワンツー。またハイ。さかんにハイを出していく糸川。出てきたところに岡田の右がヒットし効いて膝を着いた!組み付いてきた糸川を倒してハーフに。フルガードに戻す糸川に飛びこんでの肘。岡田首を抱える。ケージに押し込む糸川。ブラウン肘連打。糸川ダブルアンダーフック。テイクダウンを狙うが、岡田こらえて膝を入れる。テイクダウンを狙ったところでバックマウントを狙う岡田。腕が一本入っていてバックには回らせない糸川だが、岡田腕十字へ。外して立った糸川。ホーン。

1R三者岡田。

2R。糸川詰めて右を入れる。岡田飛び膝を見せた。右ハイ、ロー。岡田の左がヒット。さらに右が入りダウン!岡田上になる。ハーフからパウンド。強引にマウントを狙ったところで糸川返して立ち上がる。スタンド。糸川出られなくなった。プレッシャーをかけているが、飛び込めない。岡田は無理せず待ちの態勢。残り1分。右を入れた糸川だが間合いが遠い。ホーン。

2R三者岡田。

3R。岡田手数が減った。糸川がパンチで出始めた。岡田タックル。脇を差してケージに押し込む糸川テイクダウン。返そうとした岡田だが、返せずマウント!ローリングして返そうとする岡田。バックマウントになった糸川だが、前に落ちそう。正対した岡田。残り1分半で立って離れた。パンチで出る糸川。岡田完全に心が後ろ向き。サークリングで下がる。出てきた糸川に一本背負いを狙ったが倒せず。なおも出る糸川。岡田タックル。切りきれない糸川。しがみつく岡田にブラウン肘連打。しかし下になってしまった。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0で岡田勝利。

これで3連勝、ランカーに勝ってランキング入りが確実となったが、後半ちょっと逃げすぎだったのが残念。

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