UFC on ESPN+91:第5試合・パク・ヒョンソン vs. シャノン・ロス

フライ級。Road To UFCフライ級ウィナーのヒョンソン。バックボーンはムエタイで、18歳の時にKrushに参戦し、前王者の卜部弘嵩相手に完敗だったが判定まで持ち込んでいる。MMAにはその後転向。韓国Double Gでフライ級王者となり、昨年Road To UFCに出場。一回戦は咬ませ犬のインドネシア勢にパウンドでKO勝ち。準決勝はRIZINファイターのトップノイ・キウラムに序盤にダウンを奪われたものの、凌いでタックルからスタンドバックを奪い、バックからのチョークで一本勝ち。韓国勢対決となった決勝戦は、2Rまでは僅差だったが、3Rにトップノイ戦と同じパターンでスタンドバックからグラウンドに持ち込んでのチョークで3R一本勝ち。キャリア8戦全勝で、デビュー戦以外はすべてフィニッシュ勝利の28歳。

ロスはコンテンダーシリーズでは2RKO負けしたが、盲腸の痛みを乗り越えて戦ったことで、ご褒美的にUFCと契約。が、UFC本戦では2試合連続の秒殺KO負けで、ここまで2試合トータルでヒットさせた打撃がわずか3発。今のところ何も見せられていない。34歳。

さすがにこの相手に勝てないようでは、Road To UFCの存在意義が問われる。

ヒョンソンカーフ。ジャブ。ロスもパンチで出るがヒョンソンのローがローブロー。再開。ワンツーがヒットしぐらついたロス。ヒョンソン首相撲から肘。ロスのジャブでしリップダウンしたがすぐに立つ。ロスのカーフ。ガンガン打ち合うロス。ヒョンソンのジャブでロスダウン!上になったヒョンソン。パウンドから四の字バック。チョークを狙いつつ殴る。ロスダメージは抜けていてチョークは防ぐ。絞めようとするが顎の上。ヒョンソンの身体の位置が上すぎてチョークを取りにくいか。ホーン。

1Rヒョンソン。

2R。ロスが出てきたところにアッパーをあわせたヒョンソン。ワンツー。ロスもパンチを打ち返す。ヒョンソン詰める。ジャブ。またワンツーがヒットしロスぐらついた。四つに組んだヒョンソン。ダブルアンダーフックから膝・肘。離れた。ロスパンチで攻めるがヒョンソンの右をもらった。ロスカーフ。ヒョンソンのアッパーがヒット。ケージに詰める。サークリングで逃れたロス。的確にパンチを入れるヒョンソン。前蹴りが腹にヒット。さらに左ボディ。ロス効いた。ヒョンソンがまた左ボディを入れるとロス背中を向けて嫌倒れ。バックからパウンド連打!KO!

けっこうロスの打撃に手こずったヒョンソンだが、多彩な打撃で最後はきっちりとKO。最低限のノルマは果たした。

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