レオン・エドワーズ 1.68
コルビー・コビントン 2.24
アレクサンドル・パントーハ 1.54
ブランドン・ロイバル 2.54
シャフカト・ラフモノフ 1.18
スティーブン・トンプソン 5.10
トニー・ファーガソン 3.40
パディ・ピンブレット 1.34
ビセンテ・ルーケ 3.75
イアン・マシャド・ギャリー 1.29
ジョシュ・エメット 2.80
ブライス・ミッチェル 1.46
アイリーン・アルダナ 1.46
カロル・ロサ 2.80
コーディ・ガーブラント 1.49
ブライアン・ケレハー 2.70
ケイシー・オニール 1.51
アリアネ・リプスキ 2.64
アロンゾ・メニフィールド 3.20
ダスティン・ジャコビー 1.37
タギル・ウランベコフ 1.59
コーディ・ダーデン 2.42
アンドレ・フィリ 1.56
ルーカス・アウメイダ 2.50
マルティン・ブダイ 1.70
シャミル・ガジエフ 2.20
ランディ・ブラウン 1.37
ムスリム・サリコフ 3.20
今年最後のUFC。例年通り、約1ヶ月のクリスマス&年末年始休みに入る(以前はクリスマスや年末年始にもやっていたが)。
メインはウェルター級タイトルマッチ。王者レオン・エドワーズは、昨年8月、P4Pトップのカマル・ウスマンから、判定負け濃厚の5R残り1分でハイキックによる大逆転勝ちでタイトルを獲得。今年3月のダイレクトリマッチでも、前回ほどではないがオッズでアンダードッグだったが、前回とは違い互角の攻防となり、エドワーズにケージ掴みの減点1があってなお、2-0の判定勝ち。完勝ではなかったが、若いエドワーズが連勝したことによって、世代交代を印象付けた。
挑戦者は、エドワーズとは逆にウスマンと2度対戦して2度とも敗れているコビントン。それでも、過去8年ではウスマン戦の2敗しかしていない。昨年3月にホルヘ・マスヴィダルに勝って以来、1年9ヶ月ぶりの試合となる。その間、ランキング2位のベラル・ムハマッドは3勝しており、知名度&キャラ優先での挑戦に見える感は否めない。
テイクダウンが武器のコビントンは、UFCでの15戦でテイクダウンを奪えなかったのは3試合しかない。グラウンドを避けて相手のタックルを切り続けたデミアン・マイア戦と、2度のウスマン戦。マイア戦やウッドリー戦は打撃で上回って勝利したが、やはりテイクダウンを奪えない相手だと厳しくなる。ウスマン相手にも簡単にはテイクダウンを許さなかったエドワーズが相手では分が悪いか。
エドワーズKO勝ち。
セミはフライ級タイトルマッチ。前戦で長く続いたモレノ・フィゲイレードの2強時代を終わらせたパントーハの初防衛戦。TUFの非公式戦を含め、過去に2度勝っているモレノに対し、1Rにダウンを奪い、後半はタックルからポジションを取っての判定勝ち。
ロイバルはタイトル初挑戦。常に動き続けて極めを狙いに行くアグレッシブなスタイルで、15勝中判定勝ちは2試合しかない(5KO・8一本勝ち)。UFCでの勝利は平良と同じ5勝(2敗)だが、代役でのUFCデビュー戦からランカーのティム・エリオットに勝利してランキング入り。2連勝で3戦目には当時ランキング1位のブランドン・モレノと組まれている(試合中に肩を脱臼しパウンドでKO負け)。UFCからも推されているファイター。
両者は21年の8月、ロイバルがモレノに敗れた次の試合で対戦。パントーハにテイクダウンされてバックを取られても、スクランブルで動き続けて回避していたロイバルだったが、2Rに四の字バックに捕まってのチョークで一本負けしている。
オッズは今回もパントーハがフェイバリット。パントーハが組みで体力を削っての判定勝ちと予想。
メインカードには、ともにUFC全勝で、ネクストマクレガーの呼び声が高い2選手が登場。マクレガーと同じアイルランド出身のイアン・マチャド・ギャリーは13戦全勝。UFCでも6連勝中で、ウェルター級10位まで上がっている。今回の相手はフィニッシャーでランキング9位のヴィセンテ・ルーケだが、オッズは今大会一番のフェイバリット。
追記:今日になってギャリーがインフルで欠場とのこと…。
もう1人がイギリス・リバプールから来たピンブレット。が、ネクストマクレガーは本人の自己評価で、UFCデビューから3戦目までは危なっかしい場面がありつつもフィニッシュ勝利していたが、前戦では中堅のジャレッド・ゴードン相手にケージに押し込まれる展開で、ほぼ負けの内容での物議を醸す判定勝ち。しかし今回は元暫定王者とはいえ、現在泥沼の6連敗中(今回負ければBJ・ペンの7連敗に並ぶ)のファーガソンが相手のためか、こちらもフェイバリット。
第1試合開始は17日朝8時から。速報します。