UFC on ESPN+97:第10試合・クリスチャン・ロドリゲス vs. アイザック・ダルガリアン

フェザー級

ロドリゲスはUFCデビュー戦はフェザー級で判定負けし、その後バンタムで3連勝したが、うち2戦が体重オーバーで、今回からまたフェザー級に戻す。体重オーバーした上ではあったが、最年少UFC契約のロザスJr.に判定勝ちでキャリア初黒星をつけている。アナコンダなどの首系サブミッションが得意で一本勝ちも多い。26歳。

ダルガリアンはLookin' For a Fightで発掘され、昨年8月にUFCデビュー。ローカルでは全試合1Rフィニッシュだったが、相手のレベルが不明のため、UFCではどこまでやれるかは不明だったものの、UFC1勝1敗のフランシス・マーシャルにテイクダウンしてマウントからのパウンド・肘でまたも1RKO勝ち。2戦目でメインカードに抜擢された。バックボーンはレスリング。27歳。

ダルガリアンパンチからタックルへ。テイクダウン。ロドリゲスのガード。インサイドからパウンドを入れるダルガリアン。打ち込みながらハーフに。背中を向けたロドリゲス。がぶったダルガリアンが首を抱える。変形ペルヴィアン・ネクタイ。外れた。正対したロドリゲス。またハーフに。足を抜いてマウントを狙うと、ロドリゲス背中を向けて立とうとする。バックから殴るダルガリアン。しかし足のフックを外して上を取り返すロドリゲス。が、すぐに上を取り返したダルガリアン。バックマウントで体を伸ばした。パウンド。正対したロドリゲスに肩固め。ちょっと隙間がありマウントに戻したダルガリアン。背中を向けたロドリゲスからバックマウント。背負って立った。ダルガリアン降りてスタンドバック。その体勢のままホーン。

1Rダルガリアン。キャリア初の1R終了。

2R。ジャブを入れたロドリゲス。ダルガリアンのタックルにギロチンを合わせた。しかし外したダルガリアン。外れた瞬間に抜け出そうとしたロドリゲス。バックに回られる。立ったロドリゲスだが、テイクダウンするとまたスタンドバックに回ったダルガリアン。テイクダウンされるがすぐにまた立つ。正対したロドリゲス。テイクダウンを狙うダルガリアンに膝を入れたが、ダルガリアンスタンドバックからスープレックスで投げた。しかしまた立ったロドリゲス。離れる。ダルガリアン攻め疲れか。スピードが落ちている。しかしパンチ連打から組んでスタンドバックに回る。正対したロドリゲス。ホーン。

2Rダルガリアン。しかしガスタンクが空になってしまった。ロドリゲスはまだ余力がある。

3R。ロドリゲスが出る。ジャブがヒット。ダルガリアンタックル。切られた。またタックルを切られる。パンチを入れるロドリゲス。ダルガリアンのタックルを切った。亀のダルガリアンにサカボ!しかし頭部ではなく腹を蹴ったので合法。亀で止まったダルガリアンからバックに回りバックマウントで体を伸ばした。パウンド!スタップ寸前。なんとか正対したダルガリアンだが、また背中を向けてバックマウントに。パウンドを入れていくロドリゲス。そしてチョーク!入らないがなおもバックマウント。またチョークへ。入っていない。立った。残り1分半。ロドリゲスもさすがに疲れている。それでもパンチで出る。ダルガリアンタックル。切られた。ロドリゲスのパンチがヒット。またタックル。がぶって切るロドリゲス。シングルレッグでしがみつくダルガリアン。タイムアップ。

3Rは確実に10-8ある。しかし10-7となると年数回レベル。ロドリゲスの勝ちはないか?

28-27ロドリゲス、28-27ダルガリアン、28-27ロドリゲス。スプリットでロドリゲス勝利!

またもプロスペクトを下してみせたロドリゲス。1Rの猛攻を凌いでの勝利は、ロザスJr.戦と同じ。

mmadecisions.com

メディアのジャッジは1Rダルガリアンに10-8つけての28-27ダルガリアンが多い。

1R・3Rはそれぞれ10-8で取り合い、2Rが10-9で割れている。

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