フェザー級タイトルマッチ5分5R。
先月のPFLでの対抗戦が、試合前日に対戦相手の欠場により消滅したパトリシオ。フェザー級防衛戦が急遽決定。昨年はバンタム級に落としセルジオ・ペティスに判定負け、RIZINでは直前にライト級での鈴木千裕戦を受けたが、まさかの1RKO負けで連敗中。P4Pランキングでは4位に入っているが、オッズではアンダードッグとなっている。36歳。
カナダのケネディは本来はギャラガーとの対戦が組まれていたが、急遽タイトル挑戦のチャンスを掴んだ。UFCは3勝1敗だったが、再契約交渉に時間がかかったことで他団体を選択。PFLに出場すると2019年に決勝トーナメント進出。ダニエル・ピネダに判定負け(後にピネダのドーピング検査陽性によりノーコンテスト)。コロナ禍でPFLが1年間活動停止すると、今度はBellatorに戦場を移し、アダム・ボリッチには敗れたがそこから3連勝中。31歳。
見合いからカーフを蹴るパトリシオ。もう一発。さらにジャブ。ケネディじわじわ下がる。さらにまたカーフ。じわじわ詰めるパトリシオ。カーフで足が流れたケネディ。ケネディはミドルを蹴る。またカーフを蹴られてパンチで出るケネディ。出てきたパトリシオを入れ替えたケネディ。タックルに入ったが、頭が当たりタイムストップ。再開。またカーフを蹴るパトリシオ。ケネディジャブを入れた。ゴング。
1R手数でパトリシオ。ケネディはカーフをかなり蹴られていて、このままだと効かせられそう。
2R。またカーフを蹴られたケネディ。パトリシオ左フック。ジャブ。またカーフ。ケネディがパンチで出たが届いていない。ケネディ詰めてきた。ワンツー。ジャブ。パンチが当たるようになってきたケネディ。右を出したがカウンターの右を合わせたパトリシオ。またカーフ。ジャブの連打から組もうとしたケネディだが組ませないパトリシオ。ケネディタックル。ケージに押し込みテイクダウンするが、パトリシオすぐにケージを使って立ちに行く。立ったがなおも組んでテイクダウンを狙うケネディ。残り30秒。ヒザを出したケネディだがローブロー。再開するがすぐゴング。
2Rはそこまで大きな差はない。ややケネディ。
3R。ケネディがジャブで出てきた。ジャブに右を合わせるパトリシオ。手数を増やしてきたケネディ。ジャブがヒット。またカーフを蹴られて回転したケネディ。パトリシオのカーフにジャブを合わせてパトリシオ尻もちを着いた。すぐに立ったがケネディ距離を詰めてケージにおしこだ。ダブルアンダーフック。差し返したパトリシオに押し込みながらヒザ。ヒジ。離れたパトリシオ。しかしケネディ圧を強めてきた。ワンツー。ケージを背負うパトリシオ。飛び膝を入れたケネディ。パトリシオも右を返した。出てきたパトリシオ。右がヒット。効いたか。さらにケージに詰めるとパンチ・ヒジのラッシュ。ケネディガードを固めて打たれ続ける。パトリシオヒザ連打。ケネディが崩れたところでレフェリー止めた!
ピンチに陥ったパトリシオだったが、そこから引くことなく盛り返しフィニッシュ勝利。