UFC on ESPN54:第5試合・フリオ・アルセ vs. ハーバート・バーンズ

フェザー級だったが、アルセが1.25ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。

アルセはニューヨーク生まれで地元ニュージャージーのタイガーシュルマンMMA所属。UFCデビューから3勝2敗でバンタムに落とすと、バンタムでは2勝2敗。昨年3月にはコーディ・ガーブラント戦が組まれていたが、膝の靭帯を損傷し欠場。手術により長期休養となり、今回1年5ヶ月ぶりの復帰戦となる。復帰にあたりフェザーに戻しているが、軽量失敗してしまった。ボクシング・キックがバックボーンのストライカー。34歳。

ギルバート・バーンズの弟ハーバートも、同じく膝の前十字靭帯を損傷し、2年近く欠場していたことがある。欠場明けとなったのが前戦のビル・アルジオ戦で、三角などガードから仕掛けていったものの、試合中に膝を再負傷。2Rにも三角を逃れられた後、立ち上がることが出来ずに試合が止められた。今回また1年8ヶ月のブランク明けとなる。兄同様柔術がバックボーンで、11勝中一本勝ちが8つある。36歳。

詰めてくるバーンズ。ケージ際まで下がったアルセだが、サークリングし離れた。また詰めたバーンズ。ケージを背負ったアルセにタックル。止められ離れる。アルセまた下がった。ワンツー。飛び込んで左を入れたアルセ。詰めるバーンズだがそこから手が出ない。アルセが飛び込んで左ボディ。バーンズタックル。ケージに押し込んで膝を入れたがローブローにタイムストップ。再開。ニータップからまた組み付いたバーンズ。ケージに押し込んでテイクダウンを狙いながらヒザを打ち込むが、またローブロー。連続なのでイメージが悪い。バーンズ減点1で再開。これで3Rすべて取らないと判定勝ちがなくなった。詰めるバーンズ。またケージまで下がったところにタックル。受け止めたアルセ。しかし膝を入れたアルセが離れた。また詰めるバーンズ。右オーバーハンドを入れた。ケージを背負うアルセにまた右オーバーハンドを入れてタックルへ。しかし倒せず。倒れ込んだバーンズ。引き込みかと思ったが、左膝を押さえている。また負傷か?1R終了。

終了後は普通に歩いているバーンズだが…。1Rアルセで10-8。

2R。バーンズがまたケージに詰めたが、タックルで飛び込もうとしたところにある背の右をもらう。バーンズまたタックル。ケージに押し込むが、アルセに押されて引き剥がされると後方に倒れ込んだ。立って再開。アルセ左ハイ。アルセが出てきた。逆にケージを背負うバーンズ。アルセの右をもらい背中を向けてしまったバーンズ。アルセがパンチ連打を打ち込む。正対したバーンズだがパンチ連打をもらいダウン。その瞬間にレフェリー止めた。

バーンズはテイクダウンが奪えず弱気になったのか、最後は戦う気持ちが切れたような負け。

タイトルとURLをコピーしました