PFL2024#1:第3試合・チェルシー・ハケット vs. ジェナ・ビショップ

女子フライ級リーグ戦。

オーストラリアのハケットはジョン・ウェイン・パーの弟子で、アマチュアムエタイで世界王者となると、キックでも世界タイトルを獲得。2019年に19歳でMMA転向すると、1年で3勝0敗1分けの成績を残し、20年11月にコンテンダーシリーズ出場。が、ビクトリア・レオナルド(現在UFC1勝3敗)に2RKO負けで契約ならず。昨年PFLのアンダーカードで組まれたワンマッチで勝利している。24歳。

ビショップは柔術がバックボーンで、2017年にはIBJJFの世界ノーギ選手権で優勝。夫のタイラー・ビショップもトップグラップラー。2021年、36歳でMMAデビューすると、LFAで4勝し、昨年からBellator参戦。初戦はBellator2勝3敗の相手に判定勝ちだったが、2戦目は渡辺華奈とも対戦しているイララ・ジョアニに1R腕十字で勝利している。38歳。

ビショップがプレスしていく。パンチからタックルへ。組んでスタンドバック。後ろから足をフックして背中に乗ろうとする。両足フックして背中におぶさりつつパンチを入れていく。寝かされないようにこらえているハケットだがグラウンドに引き込まれた。四の字バック。ボディ・顔面にパウンドを入れるビショップ。ハケットはチョークのディフェンスで精一杯。反転して正対したハケットだが、ビショップハイガードから三角クラッチハケットが持ち上げてスラムで叩きつけたが、ビショップ腕十字。タップアウト!

ビショップ6点獲得し、決勝トーナメント進出に大きく前進。スタンドの実力は良くわからないうちに終わったが、ハケットとのグラウンドの実力差は明らかだった。

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